![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153258255/rectangle_large_type_2_5f342dcbb221ecaa5e3e3febb1c8d760.png?width=1200)
あなた絶滅危惧種だったのね
今日は「実は絶滅しかかってたのね」というお話をしたいと思います。
これは何を言ってるのかと言いますと、
実は環境省のレッドリストにタニシがですね。
正確には日本の在来種、マルタニシだったり、オオタニシは実は絶滅危惧種のレッドリストに登録されてたりしちゃってるみたいなんです。
けっこう絶滅寸前の危機状態だったりするみたいなんです。
で、
タニシと言ったら、よく目につくし、皆さん知ってると思うんですけど、有名なのがジャンボタニシがものすごく悪者扱いされている。
実はこのジャンボタニシは「タニシ」ってあるんですけど、実はタニシの仲間じゃなくて貝の仲間。
実際の名前は「スクミリンゴガイ」がいって言うらしいんです
とにかくジャンボタニシって分かりやすいように言ってきます▼
このジャンボタニシっていうのが、作物の新芽を食べたり大量に増えちゃってたり、害虫として扱われているので、日本にもともと生息していたタニシ達まで悪者扱いされていたりするみたいです!
とばっちりです。
僕もタニシはタニシだろうと思って雑に扱ってたりしてたんですけど、絶滅になるほど減ってるとは思っていませんでした。
知らなかったんです。
とにかく、
このデカくて目立つこのジャンボタニシというネーミングから分かるようにでかくて目立つ。
で、卵はピンク色で、なんかファンタジーな印象があったりする。
実際には、このピンク卵には神経毒があったりする。
さらにさらに、
この卵には住血吸虫っていう厄介な寄生虫も人間に感染する可能性があったりする。
・・・とにかく近寄りたくない。
「行政も素手で触るな!」とアピールはしているんですけど、ゴム手袋とかして取ったら全部踏んづけたりして卵を壊したりすればいいんですが難しい様子。
どうやら実際に地域の子どもたちを集めて田んぼの水を抜いて人海戦術的にジャンボタニシの駆除を行ったみたいなんですね。
ジャンボタニシ本体だったり卵をですね。
結果▼
短期間で考えると良かったんですけど、あっという間に元通りになってしまうぐらい繁殖力が強かったりするみたいです。
そもそも、このジャンボタニシなんですが、南米の生き物なんです。
それを業者が食用として持ってきた。
持ってきてなんかこう「スクミリンゴガイ」って言うと、ちょっとよく分からないんですけど、
ジャンボタニシっていうネーミングにして、なんか分かりやすく、可愛らしいようなイメージをつけて売り出そうとした。
だけど、全然売れないw
そもそもタニシを食べるような食生活をしてる人っていうのは日本でも中部地方のほんの一部の人たちだけだったりするそうです。
もうここまでジャンボタニシが日本全国各地に広がってしまったりしているので、対策としては強い毒性の薬物を使うしかないんじゃないか?って言われてる。
もちろん毒性が強いのでタニシ以外の生物も死んでしまうし、そんだけ強い薬物だと人間にもよろしくない。
国もそんなに関心が薄いのか、農家の方の苦労を分かっていないのか、よくわからないんですけど、対策がやっぱ後手になってしまっている。
解決策としては▼
もう見つけたら卵を潰していく。
ジャンボタニシ本体も潰していくしかないみたい。
というわけで
今日は「ジャンボタニシのおかげで、もともと日本に生息している在来種のマルタニシだったり、オオタニシも、いいイメージがなかったりして悪者扱いされちゃっている。
しかも、
それら日本固有の在来種のタニシたちは絶滅危惧種に指定されているんですよ。
というお話から、
ジャンボタニシは外来種でもう駆除するべき対象です。
対策としても卵を見つけたら潰すとか。もうみんなで取り組んでいくしかないんじゃないかなと思います。
ん〜
在来種のタニシは大事にしていきましょう!
それではまた!