自社商品が差別化できているか調査することになりました。
そのときに、比較対象の商品は何か?という観点で議論になったんですよ。
Aさん:「え、その商品はそもそも私たちとターゲット層が別だから、比較しても自社の強みや差別化できているかどうか分からないのでは?」
Bさん:「いやいや、ユーザーは検索で商品を調べるので検索でヒットした商品だけで比較すれば十分でしょ」
生成AIはどちらも比較した方がいいと回答
と、こんな感じで白熱しており、実際にどちらの意見を採用した方がいいのか?どちらも採用すべきか?生成AIに聞いてみました。
なるほど!
比較対象の選び方次第で自社商品の強みや弱みを知れたり、ターゲット層や訴求ポイントが分かったりするのか!
差別化できているか判断する基準も聞いてみた
でも、どこに着目したら差別化できている or できていないと言えるのかがはっきり書かれていないので追加で聞いてみました。
具体的にチェックするポイントが挙げられていました。
いずれも強み・弱みに関する内容でターゲット層や訴求ポイントの話ではないですね。
どうやら、他社商品と比べて優位性の有無を確認することで差別化できているか判断できそうです。
他社商品の見つけ方
では、比較すべき他社商品はどうやって探せばいいのでしょうか?
最初に「ターゲット層が重複している場合は、機能や価格、デザインなどの要素で差別化を図る必要があります。」と書いてありますね。
つまり、自社商品と同じターゲット層であることが前提条件みたいです。
自社商品が差別化できているか判断するまでのステップ
これまでの内容をまとめると以下のステップで自社商品が差別化できているか判断できそうですね。
自社商品のターゲット層を把握しよう
自社商品と同じターゲット層の他社商品を見つけよう
機能や価格、サービスなどの観点で自社商品に優位性がどこにあるか(ないのか)調べよう
では、最初の問いかけに戻ってみましょう。
「自社商品の缶コーヒーが差別化できているか調査する際、比較対象は他社の缶コーヒー?それとも店舗販売型のコーヒー?」
答えはどちらも比較する。
ただし比較する順番が存在し、まず店舗販売型のコーヒーと比較してターゲット層を把握し、次に他社商品と比較し自社商品の優位性を見つける。
今回、缶コーヒーを例に差別化のお題を出してみましたが、こちらの書籍では色んなコーヒーの企業がどのような戦略で自社商品を売っているかが分かりやすく書かれています。
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