アルトサクソフォンの憧れの楽器
今でも、憧れ続けている。
夜中に目が覚めて、サックスの夢を見てたし、
Twitterのリア垢(ここで公開しているものではなく、鍵かけてます)でも
そろそろこの話をしようと思っていたので
今がタイミングかと思い。
ずっと片想いのままかもしれない
そもそも、前から
ビュッフェクランポンのアルトサックスの音、
結構好きでした。
今は半分プロみたいに活躍している
一般大学卒ながらにして本当にサックスで素敵な演奏をされる知り合いがアルトはクランポンでして。
その方のprestigeの音が本当に独特で。
でもその頃はなんか他の方といい意味で違うな、くらいで、
自分の中でサックスのいい音色のイメージが
まだ掴めていなくて、
以前話した通り、我流で何となくいい音を出せていた気になっていた時期でもありました。
その後、
奏者として楽器にまた向き合うようになった数年前、
ヤマハのサックスの音が好きだ
そう思うようになりました。
なので、ソプラノはこれ以上の価格の選択肢は無理なのもありますが
楽器選びでいろいろ吹き比べた時に
ワンピースのストレートが一番吹きやすいと思ったこと、
やはりヤマハの音が好きって理由で
ソプラノは475を吹いています。
まあ、予算の事情もありましたが、これより少し高い他社の楽器とも比べました。
(他を吹いていた時期もわずかにありますがこれは伏せます)
ちなみに、ソプラノの憧れの機種は62です(現在発売終了したので中古を探すしかない)
レッスンによくつく先生が62を吹いていた時の
本当にどんなジャンルにでも合う含みのある音が大好きで。
ソプラノのその影響もあって、
復帰後のアルトは最初62を吹いていました(前も書きましたね)
で、以前書いた事情で今は
ビュッフェクランポンの8401を吹いています。
ビュッフェクランポンのエントリーモデルに出会ってしばらくした頃に
じゃあ、ハイエンドはどうなのかと
動画をいくつか見ていたら
死ぬまでに一度、この楽器を人生の伴侶にしたい
と思う楽器に出会ってしまいました。
SENZOです。
62を吹いていた時の、あの豊かでいい意味で枯れた音も大好きでした。
そして、今の楽器もお値段の割に安定して吹きやすく、しかもメーカーの音がちゃんとします。
SENZOの推しポイント
・色が好き
・高級なウイスキーを思わせるような、キリッとした高貴な音
・アルコール度数高めな音
・本気で気持ち入れた時の表現の掘りのつきかたがすごく好き
・やはり「ビュッフェクランポンの音がする」
他にも語れないくらいの魅力を感じました。
問題はお値段。
現在の実売価格、90万弱
セルマーのシュプレームやシグネチャーほどはしませんが
今のぷにさんだと、まず多分ローン組んでも通りません😇
(セルマーのこれらのモデルにもそれぞれ魅力があると思います。
個人的にブラックラッカーのシュプレームの音もすごく好きですが、ますます買えません…)
シュプレームに少し触れましたが
SENZOも、メッキやラッカーの違いも聞き比べました。
いわゆるノーマル(銅にゴールドラッカー?)の音が一番好きです。
1日の大半をSENZOのことばかり考えていた時期もありました。
今は無理でもいつか…
でもきっと、今が一番安いのでしょう。
憧れに、触れる。
そんな自分に
一月某日、試奏のチャンスが回ってきました。
体調があまり良くない中、
大阪の某楽器店に足を運びました。
店員さんと話をして、
本当に少しだけでいいので吹けないかお願いしました。
OKが出ました。
ど田舎地方都市である鹿児島では
実物にお目にかかるチャンスはまずないと思うので…
本当に、
赤子を扱うかのように大事に持って、構えて、
アンブシュアを使って息を入れてみる。
あれ?
ほぼほぼ抵抗感皆無。
びっくりしました。
8401の方が普通に吹きごたえがあるぞ?
するするすんなり息が入っていく。
めっちゃくちゃ楽。
無理してアンブシュアつくらなくても
憧れていたSENZOの音色は、それなりに近いものがすんなりと出る。
びっくりしました。
こんな簡単でいいの?
しかも、言うこときいてくれる度が半端なく高い。
でも今振り返ると思います。
我流で吹いていた時はこれまで触れてないメーカーのを吹いていました。
やはり何となくそれっぽい音が口作らなくても出ていました。
本当に憧れているSENZOの音は、
ちゃんと口を作らないと出せない。
あの我流の時の二の舞にしちゃいけないな、とも思いました。
そして、アンコンの曲を吹いたり。
すごく軽快に吹ける。
でも、怖くなってやはり3分くらいで試奏やめました。
このままだと通りもしないローンの審査とかしそうだったので。
その後店員さんともいろいろお話ししました。
本当にお世話になりました。
フルートの友達は以前ここで、ピッコロとフルート、まとめ買いしました。その時も同伴しました。
(ピッコロは消去法だったけど、フルートを彼が今使っている楽器に出会ってしまった時の衝撃は今でも忘れません…本当にあの楽器は素晴らしい)
…でも、
ここでサクソフォンを買うことはないな
…いろいろ思うことがあって。
詳しくは書きませんが。身バレしそうだし。
クラリネットやユーフォは宝くじでも当たればお世話になるかもしれませんが。
そして、思ったこと。
しばらくは8401で修行します。
8401も、ちゃんとクランポンの音がするし。
そしてある程度納得がいったら、
SENZOに行く前に、62の現行を買い戻すか、
状態のいい初期型(初代と62Ⅱの間のマイナーチェンジモデル)の中古、
この辺りを間に挟むと思います。
個人的に875EXの吹き心地そこそこ重くて、それでもちゃんと吹いたら
優等生な感じ(これもメリットでもあります)よりも、
62の適度な重さとリッチさ、枯れ感、
こっちの方が好きだったりします。
そうそう、
YouTubeでSENZOを試奏されるプロの方が
なぜかよく吹いているフレーズがあって、
その曲にも魅せられてしまったので、
楽譜買って、前半だけでも吹けるようになりたい。
ドゥメルスマンのファンタジー
出来れば全曲吹けるようになりたいけど、今の自分にはハードルかなり高いので…
でも近く、楽譜買うと思います。
スケールとラクール上巻と、ドゥメルスマンに行く前に
もう少し難易度低いソロ曲を二曲くらいやるつもりではありますが。
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