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【手作り】卵の殻肥料の作り方

この記事では、たまごの殻の手作り肥料の作り方と、その効果や使い方について解説します。
こちらの記事では卵の殻肥料についてより詳しく解説しています!

結論からお話しすると…

🥚卵の殻肥料の作り方🥚
1.卵の殻を洗う
2.薄皮を取る
3.よく乾燥さる
4. 軽く砕く
⭕️卵の殻肥料の完成!

たまごの殻の肥料とは

卵の殻の肥料とは、その名の通り、卵の殻を砕いて作った肥料のことです。

本来であれば捨ててしまう卵の殻は家庭菜園では貴重な肥料になります。

たまごの殻の主な成分「カルシウム」

たまごの殻の主な「カルシウム」です。
◎カルシウムは植物にとって重要な栄養素です!

カルシウムには次のような働き

🦴細胞膜を丈夫にして病害虫から身を守る力をつける。
🦴光合成をおこなう。
🦴栄養素を運ぶ。
🦴根の生育を促進する。

植物のカルシウムが不足することで起こる問題

❌️新芽や根の発育が悪くなる
・例としてトマトの尻腐れ症や白菜の芯腐れ症がある

卵の殻のその他の成分

卵の殻には、カルシウム以外に窒素・リン酸・マグネシウムなどを含んでいます。
◎これらの栄養素も植物の生長には欠かせないものです。

肥料以外の卵の殻の役割「土の酸度調整」

◎卵の殻は、土の酸度(pH)の調整に役立ちます。
日本は降雨量が多く、雨は酸性(酸性雨)なので、雨が降り注ぐ畑の土は酸性に傾きやすい傾向があります。

特に、しばらく放置されて雑草が生い茂っている畑では、より土が酸性に傾きやすいと言われています。

しかし、多くの野菜は、pH5.5~7.0の弱酸性から中性の土壌を好みます。

卵の殻はアルカリ性であるため、畑の土に入れることで、土が植物に育ちやすい酸度に近づける働きがあります。

たまごの殻が家庭菜園におすすめの理由

⭕️捨ててしまう部分を活用できるので環境にも優しい
⭕️無料でできる肥料でありお財布に優しい
⭕️身近なものが肥料になる
⭕️手軽に手作りできる

卵の殻肥料の作り方 

卵の殻肥料の作り方はとっても簡単です!

1.使い終わった卵の殻を水洗いする
2.卵の殻を干して完全に乾燥させる
3.卵の殻を細かく砕く
とっても簡単ですね!

💡卵の殻をしっかり乾燥させることがポイント💡

この作業をていねいに行わないと、卵の殻にカビが生える原因となり、植物にも悪影響を及ぼしてしまいます。

・卵を砕くときは、自分の手で砕いたり、フードプロセッサーを利用します。

私は、ジップロックに卵の殻を入れて、綿棒を転がして殻を砕きました。

手で砕いてもいいのですが、卵の殻の角がジップロックから飛び出して、手にあたってケガをする可能性があるため、手で砕く場合は、十分に注意してください。

また、卵の殻はかたく、自然の力で分解されるのには時間がかかります。

肥料の効果を早く効かせたい場合は、卵の殻を細かく砕くといいですが、ザラメの砂糖くらいの大きさで十分です。

細かく粉砕すると、土のpHの急激な変化が生じ、野菜の生長に影響を及ぼす可能性があります。


卵の殻肥料の作り方のポイントのまとめ

・殻についた白身や黄身はしっかり洗い流す

・水洗い後はきちんと乾燥させる

→これらを怠るとカビが生える原因になる

・殻を砕くときがケガに注意する

・卵の殻を細かく砕いた方が肥料としての効きが早い

・細かく砕きすぎた卵の殻は、土のpHが急激に変化する可能性があるため、ザラメの砂糖程度の大きさで利用することが望ましい。

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