感度の良い人、感度のゆるい人、感度の鈍い人
1.感度の良い人
起業準備をしていて、ビジネスプランを作っていて、たぶん良いビジネスプランなら、感度の良い人に出会える。
それはたぶん自分でもアンテナをはってるから。
感度の良い人は、まず自分がビジネスプランを話すと目の色が変わる。
興味・共感を示してくれるし、何より相手も同じことに必要性を感じているからより良いフィードバックも得られる。
何より、こうした人々は実行力を伴ったフットワークが軽さがある。
「次、こんなことをしようと思ってる。良かったら一緒に。」
と話すと、感度の良い人は大抵面白がってくれて、必ず参加してくれる。
それがたとえ1日後とかであっても。
そしてその縁は、大抵継続する。
2.感度のゆるい人
起業交流会などで一番多く、一番注意しなければならない人種。
彼らは一見、反応は<感度の良い人>と同じに見える。
いや、むしろ<感度の良い人>よりオーバーなリアクションをする。
「面白そう。」と興味を示し、名刺交換をし、facebookでつながってくる。
しかし、彼らの一番の特徴は、実行力を伴わないフットワークの軽さ。
実態を伴わないコンサル系に多い。
試しに、
「次、こんなことをしようと思ってる。良かったら一緒に。」
と誘ってみよう。
彼らは必ず、適当な理由をつけて断ってくる。
「今回はあいにく・・・。また今度誘ってください。」
念のため二度目も声はかけてみるけど、返事は同じ。
そして、彼らとの関係はその場限りになる。
おそらくだが、彼らは何にでも「面白そう」「こりゃあいい」などと言っているのだろう。ただ彼らが実行に移すことは永遠に無いのだと思う。
彼らを期待し信じることは、時間の無駄である。
利用できる能力や専門知識を持っている人でない限り、こちらが得られるものは無い。
3.感度の鈍い人
イケてない交流会やイケてないNPOコミュニティなどに多い人種。
彼らはともかく何を話しても、空気のような反応しかしない。
目を輝かせることもなければ、質問することもない。
何を感じているかすらわからない。
驚くべきことだが、こういう人種は少なからずいる。
たぶん社会動向にもイノベーションにも興味のない脳なのだろう。
当然ながら実行力も無いし責任感も無い。
彼らと関わっても、話すために吸う酸素の無駄である。
無駄どころか、得るものもなければ、場合によっては損害すら生じうる。
重要なのは、感度の良い人を見極め、感度のゆるい人・感度の鈍い人を早い段階で切り捨てるための直感と決断力を養うことだ。
<まとめ>
感度の良い人を選ぶ。
感度のゆるい人は、能力と技能を見極める。(が期待してはいけない。)
感度の鈍い人は、切り捨てる。