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トゥン汁と土鍋
寒くなってくるとトゥン汁が食べたくなる。豚肉とトゥン汁の具を買って帰宅。
無洗米のあきたこまちをサッと研いで浸水。風呂に入ってストレッチ。
15年前くらいに炊飯器が壊れ、粗大ごみに出して代わりに土鍋を買った。そんな大きくないやつ。以来、もうずっとこれでごはんを炊いている。2合炊ける程度の大きさのやつだ。
浸水していた米を水切りして土鍋に移し、中火で待機。途中ふたを開けて菜箸でかき混ぜる。ぐらぐらいってきたら種火にして15分。15分といっても厳密ではなく焦げた匂いがしてきたら火を止めちゃう。
そこから10分くらい蒸らして出来上がり。蒸らしている間にトゥン汁の支度。鍋にごま油を引いて豚肉を炒める。ちょっと焦げ目がつくくらい。香りがもうたまらないんだ。
コクが強いのでほんだしをちょろっと入れて、どんぶりに入れた水を鍋に。食べたい分だけ作るならこれが一番わかり易い。
茹でトゥン汁の具という便利なものがあるので、それを活用。楽ちんが一番。具を入れてコトコト火にかける。
ひと煮立ちしたら種火にして味噌を溶く。この作業がたまらない。量は適当。味見しながらその日の気分の濃さに。味見の時点でもうコクがあって旨い。
最後に豆腐を切って鍋に放り込み、もうひと煮立ちさせる。
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トゥン汁が完成し、土鍋で炊きたてのごはんを茶碗によそう。ぶつ切りたくあんといただく。定食。
ちょっと焦げためしをかっこみ、トゥン汁をすする。なんと贅沢なごはんなんだろうか。
秋ぐらいから私はトゥン汁ばかり作り始める。