おいでよ!尾鷲市三木里
事、万物は流転する
この世にあるすべてのものは、絶え間なく変化してとどまることがない。
OIDE STUDIOは2024年10月1日を機に1つの転機を迎える事となりました。
Chapter1
尾鷲市三木里地区地域おこし協力隊へ
突然ですが、私は2024年10月1日に尾鷲市三木里地区の地域おこし協力隊に着任する運びとなりました。
事の始まりは昨年、明治大学の山本教授からのメッセージからだった。その内容と言えば、尾鷲市という町で廃校や空き家リノベーションをしながら、津波に備える防災まちづくりプロジェクトを始めているので、興味はありますか?という事だった。
自分と言えば、明大を卒業した訳でもなく、これと言って優れた能力がある訳でもないのだが、平たく言う地方創生だったり、集落に興味がある事を知っていて、将又、京島での活動からお声掛け頂けたのであれば、これは転機だと、何の躊躇いもなく返事をしたのが始まりだった。
尾鷲市は三重県南部、東紀州地域の中央に位置し、北は北牟婁郡紀北町、南は熊野市、西は大台山系を境に奈良県に接し、東は太平洋(熊野灘)に臨むリアス式海岸の入り江の奥にある風光明媚な地域です。(尾鷲市HPより)(伊勢新聞より)
Chapter2
一旦そこで何をするんだい?
皆さん、ここで一旦何をするのだ?と疑問に思うことでしょう。
地域おこし協力隊のミッションは主に「空き家活用事業」「旧三木里小学校を利用した防災拠点つくり」です。
私はここで、屋号である「OIDE STUDIO」の理念やアイデアを探究する活動を行います。
「OIDE STUDIO」についてはこちらから
端的に記すると「ヒト、建築、マチが寄り添い、その場所に行きたくなるような仕組みと場をつくる」ことです。
これからの内容でキーワードとなる画像を添付します。
ここには旧熊野街道の宿場町の面影を残しつつ、ゆるやかな集落を形成しております。旧三木里小学校は木造校舎があり、東京ラブストーリーでしか見たことないやと思うくらい貴重で立派な佇まいとなってます。
こんな素晴らしい場所も、当然に人口減少、空き家問題など地方特有の問題を抱えています。
ここでは、自分の建築活動で行なっていきたい事が有限的ではあるものの、多くの可能性を秘めております。私は無限的な可能性を求めることは地方にとって障壁になると思ってます。それは、ネガティブなイメージではなく、都心で出来る事を求めたり、人口集中させることなどです。ちゃんと三木里の特性を分析して、マチに落とし込み、豊かな社会を築くことを目標にしたいと考えてます。我々、人間もそうですが、どこにでも適材適所は存在し、それを最大限発揮できる環境を求め続けることが建築を生業にしてる役目だと思ってます。
私がこのマチにおいて念頭に考えたいのは、南海トラフ巨大地震についてです。津波想定は10〜15分以内に到達する津波で最大14mといった、首都圏に住んでる者の経験からでは想像出来ない規模となっております。
先日にも、南海トラフ巨大地震臨時情報が発表され、知人からにも命を危険に晒す行為だと心配されましたが、これに関しては誰かがやるのを待つのではなく、自分が率先して地域で行動する心が良くか悪くか芽生え、山本教授の逃げ地図をベースに誰もが地震に備え行動できる事前復興をこれから起こす、まちづくりのカタチにしたいです。
地域おこし協力隊として、OIDE STUDIOとして、「このマチにおいでよ!」と心から言えるまちづくりを担っていきたいです。
ここだけの話ですが、色んな大学の連携もあり、ガチまちづくりを経験出来るのを楽しみにしてる自分もいます。略してガチマチ。笑
今は一つずつ真摯に向き合って、色んな知識を吸収しながら自分の力となり、それをマチに貢献できる人になりたいです。
Chapter3
それってあなたの意気込みですよね。
その通りです。
これから始まる地域おこしは、自分の大きな一手です。何が起きるかではなく、何を起こすかの戦いとなります。なので、意気込みでしか言えません。ただ、思想だったりを実現出来た者になれば、それはもう「まちのヒーロー」ではと思う訳です。
最後になりますが、私のこれからの活動を応援して頂けると大変有り難いです。更には、三木里に遊びに来てくれたら、もっと嬉しいです。最高なのは、一緒に三木里を良くする仲間になってくれたら、最高に嬉しいです。
おまけ
ポッドキャスト「それはもうおいででしょ!」も絶えず配信中です。良かったら是非!
M1グランプリ出て来ました。
初戦敗退ですが、いい体験でした。
お笑い考えるのが面白い!
笑ってくれたお客さん、本当に有難うございました。どすべりじゃなくて心強かったです。