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カテキンパワー!緑茶でインフルエンザ対策してみませんか

こんにちは!大井田薬局です!

先週一瞬だけ暖かくなったと思ったのですが…、また寒くなってしまいましたね!

まだまだ、暖房とコートは手ばなさそうです

最近は少し落ち着いてきましたが、年末から年明けにかけてインフルエンザなどの感染性疾患が大流行しました。

インフルエンザは過去10年で最多と報告されています。
大井田薬局のある群馬県でも、インフルエンザ「警報」が発令され、予防を呼びかけている状況です。

1月から2月にかけては、A型が流行り、2月の下旬から春あたりにかけてB型が流行すると言われています。

A型に罹ってしまった方も、次はB型にかかるかも…春まで油断ができないですよね…

うがいや手洗い、アルコール消毒など、みなさん予防対策はばっちりだとは思いますが…

それにプラス、「緑茶で予防」なんていかがでしょうか!

意外といいかもしれないですよ!
今回はお伝えできればと思います。よろしくお願いします


緑茶が感染予防って本当?

なんとなく、緑茶が体に良かったり免疫作用する?と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

実は、論文や臨床研究においてもいくつか報告があります。

①2021年4月に京都で開催された『緑茶と健康シンポジウム』において、
緑茶に含まれるカテキンが口腔や喉の粘膜に付いたウイルスを不活化させる作用があるとの研究論文が発表(※)されています。

※試験管内で緑茶を唾液で希釈した場合の研究結果です。

②2009年の伊藤園と静岡県立大学薬学部の共同研究において
緑茶成分配合のカプセルと、無配合のカプセルを飲んだ2グループを比べると、有意にインフルエンザ発症率が低下したとの報告があります。

学術的にも結果がでているようですね!
試してみる価値はありそうです。

どんな仕組み?

学術的にも結果が出ていることが分かった緑茶の力ですが、そうするとどんな仕組みで効果があるのだろうと気になってきます。

…きません?

ということで、気になる緑茶の抗ウイルス作用について紹介していきますね!

緑茶にはカテキンが含まれているのはご存じのところと思いますが、そのカテキンは実は数種類あります。

エピガロカテキンガレートをはじめ、エピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンなど、8種類が存在するといわれています。

いずれもポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持つことで知られています。

特にその中でも「エピガロカテキンガレート(EGCG)」は、インフルエンザ予防に効果があるとされる研究結果が出ています。

インフルエンザウイルスは、①まず喉の細胞に吸着し、②その細胞内で増殖、③さらにウイルスを放出…という流れで、体内に広がっていきます。

お茶の中に入っているカテキンは、なんと…この3点すべてを抑制する効果があるみたいなんですね!すごいです。

したがって、カテキン含有量の多い緑茶をこまめに飲むことで、インフルエンザの予防になるだろうというわけです。

さらに、お茶うがいをすれば喉や鼻腔の奥に付着したウイルスを排出することができる、ともいわれています。

また、余談ですがお茶の旨味成分であるテアニン、ビタミンCには体の免疫力を高める効果があるとも言われています。

インフルエンザ対策とさらに免疫アップになるなんて…緑茶ってすごいですよね!

どんな飲み方が効果的?

ここからは、より効果的なお茶の飲み方についてお伝えします。

緑茶はお湯の温度で抽出される成分が違うんだそうです。

先ほど紹介した、特にウイルスの邪魔をするといわれているカテキンの一種、エピガロカテキンガレート(EGCG)。

このエピガロカテキンガレートは特に熱湯でいれた緑茶に多く含まれます。熱湯でいれた緑茶は苦みや渋味が強くなると思いますが、この苦渋味がエピガロカテキンガレートの味の特徴なんですね!

ということで、インフルエンザ予防のために飲む場合は、ちょっと我慢して熱湯でいれた苦渋味の強い緑茶を飲むのが効果的!かもしれません。

しかし、おいしく飲みたい場合は80度くらいのお湯でいれてもエピガロカテキンガレートはそれなりに抽出されていますので、その時の気分で温度を変えていれると良いでしょう。

最近では、ペットボトルのお茶を飲まれる方も多いと思います。

しかし、ペットボトル入りの緑茶より茶葉から淹れた緑茶の方が、カテキン含有量や栄養成分が多いといわれています。

茶葉やティーバッグから淹れたお茶を飲む方が効果があるかもしれませんね。

また、カテキンを効率よく摂取するには、茶葉を丸ごと摂取できる、粉末緑茶もオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか!

まだまだ寒い時期が続いています、自宅で水筒に緑茶を入れて、職場、散歩中、外出先…ほっと一息するのはいかがでしょうか!

もちろん、緑茶の摂取だけでインフルエンザを完全に予防できるわけではありません。

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動など、総合的な健康管理を心がけることが大切です。

お茶にはカテキン以外にも色々な成分が含まれており、貧血の薬など相互作用があるものもあります。

なにかお困りのことがあれば大井田薬局のスタッフにご相談くださいね!


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