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乾燥する時期に「からだがかゆい」そんな時は…!?

こんにちは!大井田薬局です。

だんだん寒くなってきましたね!冬が近づいてくるこの時期、乾燥肌対策はしていますか?

11月は急激に乾燥してくる時期です。早めに処置をしておかないと乾燥してかきむしる羽目に…。
肌にあう乾燥対策商品を見つけて、今のうちに調子を整えておきましょう!

ワセリンや、ヘパリン類似物質などに関しては以前ご紹介させていただいたので…

 今回は主に医薬品に含まれる成分を中心に紹介していければと思います!
よろしくお願いします。


そもそもかゆみってなんで起こるの?


そもそも皮膚が乾燥するとなぜかゆくなるのでしょうか?

それは、皮膚のバリア機能の低下が原因と考えられているようです。

皮膚は通常、外部からの刺激を防ぐバリアとして働いています。
しかし、乾燥して皮膚が持っている水分が少なくなると皮膚はスカスカのぼろぼろに…。

このバリア機能が弱まり、外部の刺激物に皮膚が敏感になり、かゆみを引き起こしやすくなります。

また皮脂も水分の保持という面からみると大切なんですよ!

皮脂は皮膚の表面を保護し、水分を保持する役割を果たします。乾燥した皮膚は皮脂の分泌が少なく、水分が逃げやすくなります。
これにより、皮膚がさらに乾燥し、かゆみが生じることがあります。

 





乾燥肌でかゆみがある時の商品の選び方


肌が乾燥してかゆみの症状がある時は、商品に配合されている成分に注目しながら商品を選びましょう。

クリーム、ミルク、ローションなど質感の違いもあるので、自分で使いやすいタイプの製品を選び、かゆみが治るまで継続して塗るとよいですね!

基本的に乾燥肌の方は、肌の水分を保持する保湿成分や添加物、使用感をチェックして商品を選ぶといいと思います。

一般的な「かゆみ止め」と呼ばれる商品に入っている成分について、少し紹介していきますね! 

成分①:ジフェンヒドラミン

ジフェンヒドラミンはかゆみのもとであるヒスタミンという成分の働きをおさえて、症状を抑えます。

ヒスタミンはアレルギーを引き起こす一因なので、ジフェンヒドラミンは主にアレルギー症状の緩和効果に期待できます。

成分②:クロタミトン

クロタミトンは肌に軽度の灼熱感を与えて、その刺激によりかゆみを緩和させる効果に期待ができます。
虫刺されや軽い湿疹などの治療薬にも用いられることがあります。

成分③:尿素

尿素は皮膚の水分の蒸発、吸収、保持する作用をつかさどる成分の1つで、水に馴染みやすい性質を持つので、肌の水分を保持する働きがあります。

また、皮膚表面の角質を作るタンパク質に作用し、余分な角質を除く働きもあります。
尿素はボディークリームだけでなくハンドクリームなど、多くのスキンケア商品に配合されている成分で、本来体内にある成分なので毒性の心配が少ないです。

成分④:リドカイン

リドカインはかゆみ神経の働きを抑える局所麻酔薬といわれる成分です。速効性も期待できる成分です。
 

まずは、かゆみがひどくならないうちに、手ごろで入手しやすいものを購入し、さらに「しっかり使いたい、かゆみが抑えられない、掻いてしまって肌がピリピリ痛い」という方は、成分が複数入っているものを選ぶと良いかもしれません。

かゆみが強い方:ジフェンヒドラミン、リドカイン、クロタミトンを複数配合している商品
乾燥がある方:尿素を含む商品
炎症がある方:ステロイドを含む商品 

 このような目安で選ぶとよいと思います! 



今日からできる!乾燥肌対策を紹介 

もちろん医薬品を使用するのもよいですが、毎日のケアで緩和できることもあります!

いくつか紹介していきますね 

室内の湿度をキープする

室内が乾燥すると肌の水分が蒸発しやすくなります。
エアコンや暖房は空気を乾燥させる性質があるので、それらを使う季節は適度な湿度をキープすることが大切です。
加湿器の使用はもちろん、濡れたタオル干すといった対策も乾燥に有効です。湿度が40~50%以下になってくると肌の乾燥を引き起こすようになると言われています。

水分補給をして体の内側からうるおいを与える

水分補給で体の内側からうるおいを与えることも大切です。
肌表面だけでなく体内が水分不足になると肌も乾燥しやすくなります。

 入浴方法に気を付ける

肌が乾燥している時は、入浴方法を見直すことも大事です。お湯は40度前後の温度に設定し、入浴時間は10分以内に留めましょう。

お湯の温度が高すぎることや、入浴時間が長すぎると体から水分が蒸発して乾燥を引き起こす原因になるそうです。

また、身体を洗うときはナイロンなどのボディタオルなどで体を強く擦らないようご注意ください!

肌当たりの良い綿素材のタオルを選ぶ、または手のひらで優しく洗うなど…なるべく強い刺激を与えず肌のバリア機能を壊さないようにすることをお勧めします! 

冬でも日焼け止めを使う

冬はついつい油断して、日焼け対策をしないという方は要注意。

紫外線はバリア機能を低下させ、乾燥の原因になります。

冬であっても、全身の日焼け対策は大切です。ただ、無理に夏に使うような強い日焼け止めは必要ないと思います。

ベビー用や石鹸で落とせるタイプなど、低刺激のアイテムを選ぶと良いでしょう。

 保湿しても乾燥肌が気になる場合は皮膚科へ相談

紹介してきた方法で乾燥肌によるかゆみを軽減できればいいのですが…

改善がみられない場合は、アトピー性皮膚炎や乾燥性湿疹などの病気が原因といった場合もあります。

しばらく市販薬の使用を続けても改善の兆しが無かったり、症状が気になったりする時は早めに皮膚科に相談しましょう。

病院では薬の処方だけでなく、スキンケアのアドバイスをしてもらえることもあるので、しっかり話を聞いておきたいですね!

まとめ

いかがだったでしょうか!
まだ11月…と思わずに、乾燥肌対策は早めに行うのがおすすめです!

肌に合う商品を見つけて今年は乾燥肌に悩まない冬を目指しましょうね!


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