ヘルスケア新聞 食中毒怖い…。夏特有の食中毒の原因とは?
こんにちは、大井田薬局です!
毎日の猛暑日…
この時期は刺激物を多くとったり、エアコンで体を冷やしすぎたり、お腹の調子を崩しがちになる方も多いんじゃないでしょうか。
その中でも心配なのが食中毒ですよね!
食中毒のニュースが流れるとつい家を消毒したく…なりません?
そこで!
今回は食中毒の原因、自宅でできる予防策、有効成分について詳しく説明したいと思います。
夏の食中毒とは?
食中毒は原因によっていくつかの種類に分類されますが、主に
細菌性食中毒
ウイルス性食中毒
寄生虫による食中毒
化学物質による食中毒
の4つのカテゴリーに分けられます。
特に夏場は気温の上昇で急速に増殖することが知られている、「サルモネラ菌」や「カンピロバクター」が原因で食中毒が発生することが多いです!
食品の取り扱いが不適切だったり、保存方法が間違っていたりすることで、これらの病原体が繁殖しやすくなってしまうんですよね!
◇夏の食中毒の主な原因になる菌
先ほども少し紹介しましたが、夏の食中毒の原因菌で最も多いのは、サルモネラ菌とカンピロバクターです。
有名なので、もしかしたら名前を聞いたこともあるかもしれません!
サルモネラ菌
潜伏期間は平均12時間くらいと言われており、発熱や腹痛を引き起こします。
サルモネラ菌=鶏卵のイメージがあるかたもいらっしゃるかもしれません。
サルモネラ菌は生肉の摂取、不十分な加熱の食肉などから感染することも報告されていますよ!
次亜塩素酸ナトリウムや消毒用アルコールなど、広く知られている消毒剤が有効とされています。
カンピロバクター
潜伏期間は2~5日で、発熱、嘔吐、下痢、腹痛などの症状を引き起こします。
牛や、豚、ニワトリなどの腸管に多く存在すると言われていますが、特にニワトリには多く存在すると言われているので注意が必要ですね!
自宅でできる対策
次に自宅でできる食中毒予防策について紹介していきます。
厚生労働省では、細菌性食中毒予防に対して、以下の3原則を設定して注意喚起をしています。
確かに、この意識は大切そうですね!
一度に食べきれず残った食品に関しては…
調理後はできるだけ早く料理を冷蔵庫に入れます。
(浅めの容器に分けて保存すると食品が早く冷えやすくなりますよ!)
密閉容器を使用すると、なお良いと思います。
再加熱する際には、食品の中心部までしっかりと加熱します。
肉類や卵料理は特に要注意ですね!
あとは…少しでも怪しいと感じたら食べずに捨てることも大事です。
身近で買える食中毒に効く商品
身近で買える商品で消毒に使用できる商品を紹介していきます!
次亜塩素酸ナトリウム
まずは次亜塩素酸ナトリウムです!
食品や調理器具の消毒に使用され、細菌やウイルスの細胞膜や生体膜を破壊して死滅させると言われています。
次亜塩素酸ナトリウムは少し揮発性があるので、使用する際には十分な換気を確保してください。
特に閉鎖された空間で使用する場合や大量に使用する場合は、マスクや手袋を着用しましょう。
次亜塩素酸の消毒剤を購入するのも良いですが、自宅にあるもので代用できたりしますよ!
例えば、漂白剤の【ハイター】は水1Lに対して25mLで希釈すると除菌に使用できます。※25mlは大体キャップ1杯分です。
ご参考にしてくださいね!
エタノール(アルコール)
エタノールも消毒に有効ですよね!
手指消毒や調理器具の消毒によく使用されます。
エタノールを使用する際には、適切な濃度(通常は70%以上が推奨されます)が重要です。
水で濡れた手や調理器具に使用すると適切に効果が発揮されない可能性があります。
エタノールは70%以上の濃度のものが、消毒にはお勧めです。
電子タバコを吸う方など、自宅に無水エタノールをお持ちの方もいるかもしれません。
…実は、エタノールは濃度が濃すぎすると、除菌能力が落ちるとも言われていて、濃度100%に近い無水エタノールは消毒には適しません。
ご注意くださいね!
また、ノロウイルスやロタウイルスなど、アルコール除菌の効果が薄いウイルスもありますので注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
食中毒になるとご飯も食べれないし、下痢がひどいとトイレから出てこれないし…大変ですよね。
家庭でできる対策と、薬局などで売っている次亜塩素酸ナトリウムやアルコールを上手に活用し、今年の夏も食中毒にかからないように注意していきましょう!
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