"実用化までの道のりが遠くとも、その途上には十分な市場がある" OICX nights #1 開催レポート
大学発学生ベンチャーで100億の時価総額を生み出した伝説のスタートアップ拠点OICXとそのOB達は、次なるステージ「東海発グローバルベンチャー」へ挑戦を続けています。これを応援するために、世界を舞台に活躍する著名な起業家・投資家・経営者・科学者をお招きして、OICXメンバーと交流を行う、OICX nights を開催しています。
10月4日(水)に開催された記念すべき第1回目では、日本を代表する核融合スタートアップである「京都フュージョニアリング株式会社」の長尾代表取締役がご登壇。欧米プロジェクトとの協業や、核融合商用化までの長い道のりにおける戦略などについて、お話をお伺いしました。
和やかな雰囲気の中、長尾さんの事業紹介からセッションがスタートしました。
今回のイベントには、実際にDeepTech市場で勝負する起業家らも多く参加していました。開始10分後には、長尾さんから少しでも多くのノウハウを学ぼうと、資金調達やピッチづくりに関する質問が溢れます。
世界の核融合関連企業は40社ほど。巨大なプレーヤーも多い中で、京都フュージョニアリング社のポジショニングについて聞かれた長尾さんはこのように答えました。
時間も資金もかかる事が前提のDeepTech市場だからこそ、事業選びや組織づくりの戦略を考え抜く。当たり前のことですが、改めて再認識する機会を得られたと、参加者からは感嘆の声が挙がりました。
参加者からは他にも、チームづくりやピボットの背景などの質問が飛び交い、交流会を含め終始盛り上がりを見せる会となりました。わずか数十分のセッションでしたが、長尾さんの言葉はグローバルベンチャーを目指すOICX Mafia達の心を掴んだのではないでしょうか。
エネルギー革命に欠くことのできない存在になるために考え抜かれた、技術・タイミング・資金の組み合わせ(フュージョン)こそが、まさに京都フュージョニアリングの力だと感じました。長尾社長の誠実な人柄に感動です。
長尾さん、改めてOICX nightsにお越し頂きありがとうございました!
11月9日(木)開催!第2回OICX nightsもお見逃しなく!
OICX nightsは、引き続き世界を舞台に活躍する著名な起業家・投資家・経営者・科学者をお招きしたイベントを開催しています。
11月9日(木)夜に開催される第2回目のイベントでは、日本を代表する自動運転スタートアップである株式会社ティアフォーの創業者でありCEO兼CTOである加藤氏が登壇。Autowareのオープンソースとしての全世界への公開の経緯や、起業家と教授の2足のわらじを実現させているそのノウハウやパッションについてお伺いしていきます。
現在参加者絶賛募集中です。ご興味ある方はぜひお申し込みください!
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