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人のご縁はドミノ倒し

独立起業している方々のお話でよく出るキーワードが「人脈」。

多くの方が人脈を求め、人脈を得るために、SNSに力を入れ、交流会、勉強会などに行かれていることが分かります。

中には、数多くの会を主催・参加し、月200~300人にお会いしている方もいました。

休みなくスケジュールを埋め、人に会い続けるその行動力にびっくりするときがあります。

人脈というワードが出ると決まって私も聞かれます。

〇〇さん「及川さんは交流会などに入っているんですか?」

私「いいえ、入っていません。」

〇〇さん「じゃあ、どうやって人脈を広げているんですか?」

私「こうやってたまたま〇〇さんとご縁をいただいたように、これまでいただいたご縁を大切にしていった結果今に至りました。」

当然と言えば当然の答えであり、ほとんどの人が分かっていることのため、私の返答以降人脈話が広がることはいつもありません笑

こうゆうやり取りが沢山続いたこともあり、人脈について考えてみました。

人脈とは人と脈。

脈という言葉を調べると「ひとつづきになっているもの」「連なっているもの」と出てきます。

つまり、人脈とは人と人がひとつづきになっているものであり、連なっているものとなります。

語源が分かると人脈作りが適切に行われているかどうかがチェックできます。

まさに人脈はドミノ倒しに似ています。

目の前の人から信用・信頼を得て、紹介される存在になって初めて、ドミノが倒れ、次のご縁が生まれる。

でも、相手に信用・信頼を得るに足りない場合は、ドミノが倒れず、次のご縁は生まれない。

また、上手くドミノが倒れていても手を抜くとすぐにドミノは倒れずに止まってしまう。

目の前の人は、あなたに新たなご縁を渡すに足る人間なのかのフィルターになっている。

だからこそ、目の前の人に集中しなければいけない。

目の前の人を大切にするということを実践しなければいけない。

あなたが紹介されうる人間なのかを、常日頃ご自身の言動を厳しくチェックし、相手が望んでいることを心底理解し、具体的に相手に価値ある貢献ができる人物であるために行動し続けなければいけない。

ドミノが通れ続けるということは相手が倒れるだけのエネルギーが必要になる。

尊敬される、感動する、想像を超えるなど、目の前の人の基準を超えるからこそ、次に繋がっていく。

いくらドミノを横に拡げ続けても、縦に並べなければドミノ一つ倒しで終わってしまう。

大切なのは一見その先のドミノが見えなくとも、目の前のドミノの先に次のドミノが続いていることを信じ、縦にドミノを倒し続けること。

そして、面白いことに勢いがついてくると、目の前の一つしかドミノを倒していないのに、となりのドミノが倒れだしたり、自分よりも大きなドミノが倒れだしたりと想像以上の良い巻き込みが生まれてくる。

こういうことが起きるからこそ、私は横にドミノを拡げる活動はせず、目の前のドミノを縦に倒すことに集中し、脈の言葉通り、ひとつづきの人の道を作っていくことを大切にしている。

人脈の拡げ方は人それぞれのやり方があって良いと思います。

私はこの姿勢で人脈が拡がる結果に繋がっています。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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