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歌ってみた系で見かけた感想まとめ(2024版

過去2回書いてるのでもうそんなに新しいネタはねぇ!
以下が去年の分。記事の冒頭に一昨年の記事へのリンクもある。

というわけで特に新ネタはないので、個人的に今年そこそこ見かけて疑問に思ったことだけメモ気分で。

RMEのベビーフェイス、そんなに欲しいか?

たまに見かけるのよね、次のオーディオインターフェイスはこれがいいとか、これにすべきとか。民生用とはもちろん比較にならないぐらい再生音とかいいのは事実なんよ、とはいえ本当にこれ欲しい?

というのも、RMEって音が硬いのよね。計測器を目指してる感じがずっとあるメーカーで、そういう意味での信頼は死ぬほどしてるけど「いい音」という単語ではないなぁ、と。

もちろん、計測できるレベルの安定感って必要な時はある。それは環境が変わる時。異なる環境に持っていっても音が変わってはいけないとか。そういう意味でモバイル用途のこのアイテムは意味がある。ただ、歌ってみた関係者って機材持って移動するだろうか?移動しないならその金額で別のアイテム選択肢に入れた方がいいんじゃないか、と他人事のように思うことは多い。某シカのマークの暴れん坊とかmotu828とかも価格帯で言えばそんなに変わらないのよね。

U87買いたいって本気?

なんというか、相変わらずノイマン憧れを見かけたりはする。価格として高く見えるけどどっちかってとスタジオ的には「中堅価格のマイク」なので、憧れるだけならM149とかC800とかじゃないの?と思わなくもないようなそうでもないような。

ちなみに、お高いマイクって割とピーキーで防音室も必要だし壊れたらノイマンならドイツに送りつけないといけないしで当分手元からマイクが消えるとかリスク半端ないのよ。入門用のTLM102とかでも修理は同じじゃなかったかな。音も87ってわりと癖があるし、102と103でも結構キャラクターが違う。

家庭でできる防音とか、設置してあるであろうオーディオインターフェイスとかその辺りも考えて、べたなAT4040とかC414よりも圧倒的におすすめだぜ!って20万円以上するマイクってぶっちゃけないのよ。この辺りは本当に宅録のゴールだと思うのよね。

アストンとかオーストラリアンオーディオとかsEとかMXLとか安くて(10万円以下の)いいアイテムだってたくさんある。

本当にいいお金の使い方

正直にいうと、そこまでお金かけるぜ!ならPCなりソフトなりにもバランスよくお金使った方がいいし、なんなら部屋の防音工夫するとかでもいい。一番いいのはその金額でスタジオ何度も行く方が上手になる。
スタジオ経験って一気に人を成長させることって結構あるのよね(真顔

別に洒落の言い合いじゃん

上記のやりとりなんてある種の冗談の言い合いかもしれないけど、若い人が多かったり詳しくない人も多い場所と考えると、間に受けて金銭的にダメージを受けてしまう人もそこそこいる気がするので、なんとなくメモとして書き残しておこうと思った大晦日。

みなさま、良いお年を

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おいちゃん
教える立場なのでできる限りはワークショップなどで教えた内容を説明していこうかなと。地方の人やワークショップに事情があって参加できない人たちへのサポートが今後もやっていければと思っています。