商品開発プロジェクト②~テーマについて~
商品開発をするにあたって、目的やテーマを何にするかというのは一番の悩み所でした。
社長に「好きなもの作っていいよやりたいことやっていいよ」とは言われたものの、いざ考えるとなかなか難しいものです。
まずは自由に作りたい物、やりたい物のアイディア出しを行いました。
たくさん広げたアイディアの中で、紆余曲折ありましたが、
例えば、細かい装飾を用いていたり、超絶技巧を駆使した美しいものや、
少し笑えて、五感で感じる気持ち悪さなど…
「美しいもの」
「気持ち悪いもの」
まずはこの2つのテーマの製作物に取り組むこととなりました。
ただ、やみくもにこのテーマで製作していても仕方ありません。
ブランドコンセプトとしてルールを設けました。
ブランドコンセプトは
『型』屋として、何ができるか何を表現するか
この考え方を軸として展開していきます。
① 大塚木型の「型屋」としての技術・取り組みを世の中に発表する
② 社内の技術力アップ(制作可能なデータ作成の幅を増やす)
③ 2人がデザインしたものを形にするまでのプロセスを体験する
やったことがないことに、まずはチャレンジをしてみる。経験値を上げる。
「美しいもの」「気持ち悪いもの」をテーマとしていても、型屋として何ができるかという芯をブラさずに製作することが、ブランドとしての核になっていくと思います。
では、具体的に何を製作していくか
それは次回から、それぞれがテーマを担当して進めていきます。
お楽しみに