くすりが沢山ある人は機械で一包化を!【一包化って知ってますか?】
病院に行って薬をもらってきたときに、それほど服用する錠剤の種類がない方はだいたい「PTP(press through pack)包装シート」と呼ばれる形で薬をもらってくると思います。
これは、プラスチックとアルミシートで薬を挟んだもので、錠剤やカプセルを1つずつ取り出しやすくしたものです。
服用するくすりの量が多くなったり、朝・昼・晩・寝る前など服用方法が難しくなってくると、このPTP包装シートのままでは飲み忘れる方も多くなってきます。
自分の服用する薬がシートの包装または錠剤でわかるので、きちんと自分の症状と薬を確認しながらのめるため、治療効果が向上するというメリットがありますが、そもそも飲み忘れてしまっては元も子もありません。
一包化
そこで、〔 くすりを「一包化」する 〕という言葉が出てきます。
錠剤を分包(袋詰め)する機械で、服用方法毎に入れていくことをこう呼んでいます。
私達薬剤師の世界では一般的な言葉ですが、「患者さんに一包化という言葉は通じるのだろうか?」という疑問を持ちながら飲み忘れが多い方、服用錠数の多い方等にはいつも一包化をすすめています。
一包化のことは、いまの薬局に来てからは「一包化」、前に勤めていた病院では「ワンドーズ(one dose)」と呼んでいました。
ほかにも、「one dose package=薬の一包化」なので、ワンパックと呼ばれることもあるようです。
私が一包化を患者さんにすすめるときは
空の分包紙をみせて、「朝はあさ、昼はひる、夜はよるで、のむ時間毎に全部入れてのみやすくしますか?」
とだいたいこんな感じで聞いてました。
この聞き方が正解なのかどうか?他にもなにかいい聞き方があったら知りたいなと思いました。
それではじめてTwitterのアンケート活用です。
20名の方が回答してくれてほんと感謝です😊
予想外だったのは、「一包化しますか?」とストレートに聞いている方が思っていたよりも多かったことです。
一包化は一般的に常識に通じる言葉なのかどうか。
今度は試しに、「一包化しますか?」とだけ聞いてみようかな?と思ってます。
さいごに
もしこの記事を最後まで読んで頂けた方は、
この記事でとりあげた「くすりの一包化」
「自分ならこう伝えられたら理解できる」
という言葉を、是非コメントで教えて頂けると嬉しいです😊
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