歯科技工士の仕事を副業に - 新しい視点からの提案

師走に入り、年末の慌ただしさを感じる季節となりました。一般的には忙しい時期ですが、歯科技工士にとって12月が暇というのは要注意サインです。というのも、1月は例年通り暇な時期。この両月が暇だと深刻な状況となってしまいます。

この状況を踏まえ、今日は少し大胆な提案をさせていただきたいと思います。それは「歯科技工士の仕事を副業にする」という考え方です。

なぜ副業という選択肢か

現在、多くの歯科技工士は本業として働き、その収入のみで生活を成り立たせています。歯を作って収入を得る、いわゆる「作ってなんぼ」の世界です。しかし、この状況には以下のようなリスクがあります：小規模ラボの場合

1. 収入の不安定さ

2. 仕事量の変動

3. 将来への不安

副業化のメリット

1. 収入不安の軽減

副業として他の収入源を確保することで、例え全体収入の10分の1でも、心理的な安定感が大きく向上します。これは老後の資金準備と同じで、毎月少額でも積み立てることで精神的な余裕が生まれるのと同じ原理です。

2. 本業の価値の再発見

副業として位置づけることで、歯科技工という仕事を新しい視点から見直すことができます。日々の生活に追われて見失いがちな、この仕事の本質的な価値や喜びを再認識できる可能性があります：

• 物づくりの楽しさ

• 社会への貢献度の高さ

• 技術を活かした仕事

具体的な副業の選択肢

1. 技術を活かした展開

   • アクセサリー製作（鋳造技術の活用）

   • 3Dプリンターを使用した製品開発

2. デジタルコンテンツ

   • アフィリエイトブログ

   • YouTube動画制作

3. 投資

   • 株式投資

   • その他の金融商品

最終的な目標：投資家としての成長

著名な投資家や経営者が指摘するように、最終的には投資の知識とスキルを身につけることが重要です。いわゆる「ラットレース」から抜け出すための重要な手段となり得ます。

確かに、投資には怖いイメージがあるかもしれません。しかし、適切な知識を身につけ、慎重にアプローチすることで、より安定した将来を築くことができるはずです。

おわりに

この提案は、決して歯科技工の仕事をおろそかにするということではありません。むしろ、経済的・精神的な余裕を作ることで、本業により集中できる環境を整えることが目的です。

一度にすべてを変える必要はありません。小さな一歩から始めて、徐々に自分なりの道を見つけていければと思います。