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CAD/3Dプリンタ導入検討!その2  ~エルコプレスの熱に耐えられる?実物模型で検証~


「松風SWAVE3DプリンターIMDS」のプリントモデルHDについてのプレビューをしていきます

前回のCAD/3Dプリンタ導入検討ブログに引き続き、今回は導入における最大の懸念点であった「エルコプレスの熱」について検証を行いました!

エルコプレスのプレート圧接時に発生する熱に、3Dプリンタで出力した模型が耐えられるのか、溶けてしまわないか… これは導入を検討する上で最も重要なポイントです。

そこで、松風の営業担当者様のご協力のもと、なんと実際の全顎模型をお借りすることができました!

この模型を使って実際にプレスを行い、その様子を拡大写真で詳しくお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。

導入検討のリアルな現場をお届けします!


プリントモデルHDで作製された全顎模型


裏面はくりぬき無し


使用したエルコプレス機器


使用した材料
エルコデュール2mm


プレート軟化温度は155度


プレス完了


カット後 適合は大丈夫でした


左下6舌側遠心咬頭を拡大して比較します



エルコプレス前とプレス後比較


光の反射具合が異なるため、写真の見え方に多少の違いが生じています。ご了承ください。

検証結果

写真を見る限り、明らかな変化は見られません。積層痕のダレや咬頭頂付近の面も変形は無い様に見えます。

次にプレート内面の状態も見てみましょう

エルコデュール内面(紙面側)
積層痕はあまり再現されていませんでした


エルコデュール内面にあるシール
積層痕が見られます


今回はここまでとなります。今回の内容が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

次回は、同じく「SWAVE 3Dプリンター IMDS」の「セラマージュ 3D」について検証していきますので、お楽しみに!

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