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日曜雑談:50代技工士のつぶやき ~仕事と趣味と人生と~


はじめに

こんにちは、50代の歯科技工士です。今日は日曜日。たいていは休日出勤で仕事場にいるはずですが、珍しく休みを取って、ソフトボールの練習試合に参加してきました。その帰り道、ふと頭に浮かんだ様々な思いを、ここで吐き出してみようと思います。

趣味のソフトボールと仕事のバランス

久しぶりのグラウンド

先日、3週間ぶりにソフトボールの練習試合に参加してきました。小学校のグラウンドに3チームほど集まり、人数の足りないところは選手を貸し借りしながら、和やかな雰囲気で行われました。汗を流し、仲間と交流する。この時間がどれほど貴重か、あらためて実感します。

休日の使い方、その難しさ

しかし、この趣味のソフトボール、実は最近悩みの種になっています。歯科技工士として独立して働いている私は、日曜日や祝日、お盆、お正月でさえも仕事をすることが多いのです。

休日は、本来なら家族との時間や自分をリフレッシュする機会。しかし現実は、仕事の締め切りに追われ、ゆっくり進めるための貴重な時間となっています。体力の維持のためとはいえ、このバランスが正しいのか。家族との時間、一人でのリラックスタイム、そして趣味。限られた時間の中で、これらをバランス良く配分することの難しさを日々感じています。

年齢を重ねて気づく楽しさ

体の変化と技術の向上

50歳を過ぎた今、若い頃と比べて体の動きは鈍くなりました。しかし不思議なことに、野球の技術は向上しているように感じるのです。

「脳内トレーニング」の効果

プレー時間は減っても、日常生活の中で行う「脳内トレーニング」が効果を発揮しているのかもしれません。実際にプレーする時間は少なくなりましたが、仕事の合間や移動中にイメージトレーニングをすることで、逆に技術が磨かれているような感覚があります。

この新たな楽しさを見出した今、果たしてソフトボールを「手放す」べきなのか。仕事により集中すべきか、それとも大切な気分転換の機会として続けるべきか。答えは出ていませんが、深く考えさせられます。

仕事と生活リズムの見直し

仕事場での睡眠習慣

もう一つの悩みは、仕事場での睡眠習慣です。仕事に没頭するあまり、帰宅する体力もないまま職場で眠ってしまうことがあります。

一見効率的に思えるこの習慣。確かに、仕事場であれば自分のペースで休むことができ、朝は家族のために早く帰ることもできます。しかし、この生活リズムが本当に健康的なのか、長期的に見て良いのか、疑問が湧いてきました。

家でゆっくり過ごす時間、家族と共に過ごす夜の時間。これらを犠牲にしている現状に、どこか違和感を覚えています。しかし同時に、この習慣が自分を保っているという側面もあるのです。

専門性と新たな挑戦のはざま

ナイトガード作成、25年の軌跡

私の仕事の中で大きな比重を占めているのが、ナイトガードの作成です。この仕事に携わって約25年。技術は成熟し、患者さんや同僚からの評価も高いです。

成熟がもたらす「飽き」

しかし、時に「飽き」も感じます。長年同じ仕事を続けることで培われた専門性。それは誇りであり、強みです。しかし同時に、新しいことへのチャレンジ精神を失わせる原因にもなりかねません。

新たな挑戦の必要性

「成熟すると腐っていく」という言葉があります。これは個人にも当てはまるのではないでしょうか。新しいことを学び、自分なりの手法を確立し、そして時には「手放す」。この循環が、私たちを成長させ続けるのかもしれません。

おわりに:変化と継続のバランスを求めて

変化を恐れず、かといって大切なものを簡単に手放さない。この難しいバランスを模索する日々です。

趣味のソフトボール、仕事場での睡眠習慣、そして長年携わってきた専門性。これらは私の人生を形作る重要な要素です。しかし同時に、新たな成長の機会を阻んでいる可能性もあります。

「手放す」ことで得られる新たな可能性。しかし、それは本当に必要なのか。それとも、現状を維持しながら新たな挑戦を見出す方法はないのか。

皆さんも、日常の中で「手放すべきもの」と「守るべきもの」について考えることはありますか?人生の転機に立たされたとき、どのような基準で決断を下しますか?


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