衆院憲法審、非公認処分は骨抜き/逢坂誠二 #7755
【24年3月26日 その6058『逢坂誠二の徒然日記』#7755】
夜明け前の都内、空全体に雲が広がり、星も満月も見えません。路面が濡れ、直前まで雨が降っていたようです。日中も雨時々曇の予報です。朝の気温は9度ですが、日中も9度と終日、気温変化のない1日となる見込みです。
1)衆院憲法審、非公認処分など
憲法審の進め方について、与党筆頭と色々とやり取りをしていましたが、先週、憲法審の会長職権で、一方的な幹事懇談会の開催通知があり、筆頭間協議が打ち切りとなりました。
私からは、
*5名の裏金の内容説明
*裏金議員処分後の憲法審の対応方針
*岸田総理の憲法議論加速発言への対応方針
この3点を中谷筆頭から伺った上で、今週28日の憲法審開催に向けて準備を検討しても良いとの話をさせて頂いておりましたが、職権行使によって、私からの話は全て反故になってしまいました。
こんな状態ですが、私は憲法に関する議論をしっかり行うことは重要だと考えています。(改憲だけが目的の議論は不見識です。)
何とか正常化できないのかと思っていますが、最低でも次の確約は取らねばなりません。
*今後、職権による幹事懇談会、幹事会、審査会の開催はしない
審査会の正常化は、本来、与党が考えるべきことなのですが、何とも???な状態です。
====
今回の筆頭間で明確になったことがあります。
自民党は、裏金問題を解明する気はさらさらないということです。一応、処分はするのでしょうが、それは政治を正すためでも、国民のためでもないのです。とにかく自民党を守ることが、自己目的化している、それが自民党の最大の目標です。
今回の組織的な大きな事件を目の前にして、自民党を壊してでも、国民のための政治を実現する意気込みは感じません。岸田さんが、裏金議員から話を聞くのは、きっと処分を納得させるための儀式です。真に事件を解明したければ、公平中立な第3者に聞き取りをさせる手だってあるはずなのに、それは一才しないのですから。
自民党の劣化に、日本国民が付き合わされるのは、もう止めにしなければなりません。
====
非公認という処分が検討されていると報じられています。一見、重たい処分に思われますが、この処分は内容が不明確で曲者です。
*党員資格はそのまま
*選挙資金も出す
*地方議員を含め選挙運動は公認と一緒
*党内や国会の役職などもそのまま
仮に非公認処分をしても、以上の4点を行うなら、痛くも痒くもないはずです。非公認処分のあり方について、本当に重い処分なのかどうか、釘を刺す必要があります。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.3.26===
逢坂誠二への個人献金はこちらです。