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本当の政権交代を!!/逢坂誠二 7897回

1)本当の政権交代を!!
昨日、岸田総理が総裁選挙に出馬しないと発表しました。

先日、岸田総理は憲法に自衛隊を明記することを表明しました。誰の目にも自身の延命のための憲法の政治利用であることは明らかでした。地位にしがみつくことが目的化し、憲法をもてあそぶ総理の姿は、私には哀れにすら見えました。

結局は、内閣の支持率は上がらず、選挙に勝てないとの圧力に屈し、追い込まれての出馬辞退です。

自民党の裏金の継続、解明されない自衛隊の不祥事、旧統一教会問題も曖昧なまま、看板倒れの新しい資本主義、効果の見えない異次元の少子化対策、先送りされる防衛増税とチグハグな減税と給付、議長を務めたG7広島サミットではライフワークと唱えた核軍縮も成果なし、国会にも相談せず独断強行した国葬、専守防衛を空洞化させかねない敵基地攻撃能力の保有、福島事故を忘れた原発の最大限活用への転換。

本来、こうした問題に、誠実に取り組み、膿を出していれば、私は今よりは、国民の信頼が得られたものと思います。しかし問題を先送りし、その場しのぎの対応に終始しました。

しかも今日は、1945年以降、79回目の8月15日。お盆でもあります。今一度、過去を振り返り、不戦の誓いを新たにする節目の日です。この時期に、この重要な表明をするとは驚きです。今日をどのような気持ちで迎えるつもりで、昨日の不出馬発表だったのでしょうか。

岸田総理は就任当初、聞く力を標ぼうしていましたが、最近はそれも全く話さなくなりました。聞く力などなかったのだと思います。

ここから自民党の常套手段がスタートします。

何か不祥事が発生する。
しかし問題を解決せずに先送りする。
支持率が低迷する。
党内で大騒ぎして総裁の首をすげ替える。
新しい総裁のもとで刷新感を演出。
しかし不祥事の解決はしない。

自民党はこれを繰り返して、政権の延命を続けて来ました。その結果、この30年、国民生活は向上せず、日本の国際的な立ち位置もどんどん沈下するばかりです。こんな目くらましに付き合っている余裕はありません。

誰が総裁になろうとも、本当の政権交代を実現し、自民党の裏金など積年の膿を出し切って、国民一人ひとりの幸せにつながる政治を実現しなければなりません。

今日から明後日まで、ニセコに滞在です。父母の菩提寺で手を合わせます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【24年8月15日 その6200『逢坂誠二の徒然日記』7897回】

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