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川判断師or河童

夜、歩きながら川の写真を撮ったら手ブレでなんのこっちゃわからなくなってしまった。これを見て「川だ」と判断できる人はまずいないだろう。もしいたらそれはもうちょっとした名人として扱われるべき存在であり、「川判断師」を名乗って独立してもいいくらいの能力の持ち主である。もしくは河童。そのどちらかだ。

ためしにキュウリを与えてみよう。キュウリをもらって大喜びしたならおそらく河童だ。キュウリは美味しいが、もらって大喜びするような食べ物ではない。ぶつ切りにして梅肉であえて初めて大喜びできる類のものである。そんなキュウリに大喜びをするのであれば、それは河童と判断して差し支えないだろう。「極端にキュウリ好きの川判断師」という可能性もなきにしもあらずだが、そもそも川判断師という存在がまずいないという話なのだから、そこは無視していいだろう。

じゃあ河童はいるのか、とお思いのそこのあなた。河童はいます。

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