掃除機は便利

コーヒーを淹れ、ゴミ箱に出涸らしを捨てようとしたら、手元が狂って床にぶちまけてしまった。「あ、まずい」と思ってからの意識は妙に冷静で、出涸らしがバラバラになって床に散らばっていく様子をぼんやり見ていた。カラオケで流れるよくわからない映像みたいだった。スローにして、「あなたはもういない」的な内容の歌詞のところで流したらいい感じなのではないか。「よくわからない映像」としていい感じなのは映像として果たしていい感じなのかはわからないけど。でもカラオケ映像がよくわかり過ぎるのも多分違うからじゃあきっといい感じなのだと思う。わからないけど。その辺は専門家に聞いてみないと。

そんなことを思いながら床のコーヒーかすを片付けました。掃除機って便利だ。発明した人ありがとう。