ReHacQ高橋さんから見る聞く力と引き出す力
兵庫県知事選挙、盛り上がってましたね。みなさん選挙情報を何から得ましたか?
わたしはYouTubeから得ました。
2020年から始まるコロナ禍。
テレビをつければ感染者差別だのワクチンは危険だの病院関係者への非難だのもうウンザリでした。
子どもたちはまだ保育園児で、これらのニュースを見ても不安にさせるだけ。自分も鬱状態になりそうだな…とテレビをほとんど見なくなりました。
保育園が刺激の強いものから子どもたちを守ろう、のスタンスだったのもありました。
そんなこんなで、兵庫県知事選挙もなんかガヤガヤやってるけど自分に関係ないことだし、自分のことに没頭しよう、と思っていたらテレビでは悪者の知事さん、正義の県議員さん、なんかすごいこと言ってる立花さんなどの会があり、
『え、兵庫県知事の背景ってこんな感じなの?テレビでちょっと見た内容とは全然違うじゃん』
と思いました。
そしてさっき見たのは、広島県から出馬していた元法務大臣の河井さんの会。彼は選挙買収事件で逮捕、収監されていたそうです。
本題の高橋さんの話。
高橋さんの話し方は、一見大人として全然きちんとしてない。だからこそ話し手の方からしたら、ちょっと頭悪そうだし軽そうだから、この調子に合わせて話したらうまく丸めこめそう、と思うんじゃないかなぁと感じます。
ですか、高橋さんは相手の話の要所の部分を一旦受け止め、彼なりにどう解釈したらよいかをちょっと考え、そこから相手にレスポンスする。
話し手が大事なところ、ごまかしたいようなところを茶化して話した時に、高橋さんの雰囲気だったら、『あはは〜』と同調して流してくれそうな感じなんですけど、今までおちゃらけてた感じの高橋さん、その時になるとすごい真剣な顔して、『それって◯◯さんはどう解釈してますか?』と返していて、おそらく話し手は内心めちゃドキッとしていると思います。
きっとあらかじめインタビューする前に、この人との話においての要点はここになるな、と準備しているんだろうと思います。だからサラッと流されそうになる時に食いつく瞬発力があるんだろうな。
さらに、話の内容が複雑でわかりにくくても、要所要所で内容、流れをわかりやすく表現してくれるので、視聴者としては一旦内容を整理できます。
相槌の打ち方も、内容に切り込むタイミングも絶妙だから話し手も自分の考えを話しやすい。それは真似できるのかな…なんかセンスな気がするのですが、ここはわたしの解像度低いです。
自分の話を真剣にしていると白熱してくるんだけれど、そこでいつもの高橋さんの軽いノリで緊張感を解いてくれるから、その緩急が視聴者にとってちょうどいいんだろうと思います。
テレ東の家ついてってイイですか?が好きでよく見ていましたが、インタビューするこの人のノリは大学生みたいだけど、なーんか核心突く質問してくれるんだよなぁ、なんて思っていました。
聞き方にセンスもあるんだろうけど、この人のこともっと知りたい、この人めっちゃ面白いって素直に思っているのがわかる。結局インタビュー楽しんでるんですよね。
いつも時事ネタを教えてくれるリハック。
高橋さんの話し方が気になるような心地よいような感覚だったので、自分の中で深掘りしてみました。
ぜひリハック見てみてくださいねー!