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【内省1位のひとりごと】デジタル化が生む弊害


 こんにちは✨師走やんけーーーーーー!!!と叫びたい気持ちを抑えることなく note で表現しちゃう井上です🙄一年ってほんと一瞬ですね。。


 さて、もう一週間経ちそうですが12月最初の記事です!!今回は非常に個人的な内容になりますが……

 雇用契約を更新してもらいました!!



 です。野球選手の契約更新みたいに言いますけど(笑)、実は今月から時短勤務になりました。


 理由としましては、少し前から書いている通り療養に専念するためです。いわゆる産休など、認知度も高くわかりやすい休暇制度であればさくっと休暇を取得できたり、さらっと勤務形態を変えることができたのかもしれませんが、私のようなケースではどのような労働条件の下で働いたらよいのか、正直どうしたらいいのかわかりませんでした。


 
私自身、いつまでこの療養が続くのか、さらには体調と上手く付き合いながら働けるのかどうかさえ見えなかったこともあり、なかなか病状の報告もしづらかったのですが、上司から「契約を見直しませんか」と声を掛けてもらえたので、話し合って労働条件を変更・更新することで、私個人の状態に合うような働き方を模索してもらえました。


 私の病状についての詳細は省きますが、実は目があまり使えません。ですが私は事務職兼SNSなどを運用する広報担当です。つまり、長時間目を使うことが当たり前。目があまり使えないというのは職務を全うするにはかなり致命的なハンディキャップです。


 自分を観察していると、一日PCに向かうのは休み休み3~4時間が限界。そういった諸々を上司と共有し、通常ですと一日8時間勤務のところを半分の4時間にしてもらいました。それに伴い給与などその他の項目も見直しました。


 9月末から10月の一カ月は一番症状が激しく出ていたので辛い時期でした。目だけではなく体も動かせないことが多く、ほとんど横になって何もできませんでした。土日を含め2週間ほどお休みしてしまった時に、「もし元気になったとしても、このままの働き方でいけるのか?」「今まで通りの働き方を私は望むのか?」「今の仕事はどうしたらいいんだ?」など、自分がどうしたいのか、どんな働き方であれば継続できるのか、めちゃくちゃ考え、悩みました。


 上司である おおにし は、合意形成するのが得意。いろんな方面から考えてくれて、落としどころを見つけてもらえました。おおにしから「契約を見直しませんか」と言ってもらえなかったら、気持ちを吐露することもできなかったかもしれません。それくらい精神的にも落ち込んでいました。


 一日8時間労働の中で、PCを使わずに済む業務が全く無い日だってあるくらいデジタルに依存していますので、正直、仕事を辞めるしかないんじゃないかとまで考えました。会社に迷惑をかけていることも申し訳なかったですし、自分の気持ちに向き合う中で、元気になっても今のまま=目を酷使することを良しとしたまま、働いていきたいとは思えなくなっていました。一日3~4時間しか目が持たないので、個人事業のライティングのほうもセーブしながら仕事をしています。こちらについても継続すべきかどうか、今後の働き方を考える必要がありますが、とりあえず今は療養することを何より優先しています。


 この記事で何をお伝えしたいかというと、一つは、会社がすぐに契約の更新を含め私の意向を聞いてくれたことに、本当に救われたこと


 もう一つは、ICT化やDX化に代表されるような、いわゆるデジタル化を推進している昨今の情勢に逆行するようですが、健康被害を助長する可能性のある働き方改革って、何なの?という疑問を持ったこと


 私は社会人になってから今日まで、PCを使った仕事を、ずっとしてきました。病気の大きな原因の一つは、長年の目の酷使です。今のご時世、アナログだけで仕事を成り立たせるほうが難しいですし、デジタル化は人材不足の解消など社会で起きている問題解決の最たる手段ですが、デジタル化によって人の健康が損なわれては元も子もない。デジタルを使い利益を享受するはずが、デジタルそのものを使えない健康状態になるなんて、きっと多くの人は考えていないでしょう。特に今普通に目を使えているうちは、わからないと思います。


 こんなことは病気になるまで考えもしませんでした。実はこうした弊害は私の知らないところで他にも起こっているんじゃないか?なんだか憤りを感じながらも、じゃあどうすればいいんだろう?と、自問自答を繰り返しています。事が起こってからでないと、人間は大切なことに気づかないもの。不完全燃焼のままですが、取り急ぎ今は、日常生活を取り戻せるように励んでいます。


 最近は自身の長期的な今後の働き方についてよく考えるのですが、答えは出ないにせよデジタルとの付き合い方、バランスの取り方は重要になってくるなと考えています。


 20代の頃、肺を患って入院、手術をしたことがあります。その時に思ったことは、「体を壊してまで頑張らなきゃいけないことなんて、この世の中にあってはならない。そんなものは存在しない」ということ。20代に思ったことを、今ここで改めてよくよく肝に銘じて、健康で楽しく働いていける世の中になってほしいと、祈りと自戒を込めて、この記事を書きました。病気は捉えようによってはギフトです。こうして日々いろんなことに気づかされています。


 時短勤務になりましたが、できる時間で最大限の発信をこれからもしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします☺️


 寒くなってきました。くれぐれも皆さま、ご自愛くださいね✨


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