意外と自分事!?「空き家問題」アンケート結果をまとめました!
こんにちは!
今週のnoteも!安定の!いつもの!中の人!そう!わたくし井上がお届けいたします💁🏻♀️今年こそ note を一緒に書いてくれる仲間がほしいんだけどな~ヾ(*´∀`*)ノ✨
さて、弊社は建設会社として「空き家問題」に取り組むため新事業の立ち上げを絶賛推し進め中なのですが、去る1月16日~1月21日に「付加価値性の高い解体工事のニーズ把握調査」というアンケート調査を行いました!1月24日に行われたアトツギ甲子園近畿予選にできれば間に合わせたい…と、急な企画だったにも関わらず、X(旧Twitter)でも投稿しまくったところ、30超のご回答をいただくことができました!🥺🙏✨
この場をお借りしまして、ご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました!!
また1月24日に行われましたアトツギ甲子園近畿予選につきましては、結果は残念ながら決勝進出とはなりませんでしたが、たくさんの応援をいただき本当にありがとうございました!!これからこの事業をさらに充実させ、確実に実現していきます!今後とも空き家問題に挑む大西建設を、どうぞよろしくお願いいたします!!(*- -)(*_ _)✨
というわけで本記事では、先日のアンケート結果を発表&考察していきたいと思います!昨今「空き家問題」はメディアでも取り上げられるほど、日本全国津々浦々で問題視されていることはご存知かと思います。長年放置されてきた空き家が行政代執行で取壊しになればニュースになるほどなので、注目度は高いのではないかと思います。
そんな「空き家問題」ですが、「私には関係ないかな~?」と感じている方、ちょっと待っておくれやぁす!🙌🏻🛑実は気づいていないだけで近い将来あなたにも関係あるかもしれませんので、読んでいってくださいな!
※本記事では、X等でリンクにアクセスしてご回答いただいた分の集計、考察となります。この他の方法でご協力いただきました皆様のアンケート結果につきましては反映が間に合わず恐れ入りますが、予めご了承ください。
※ご回答の内容によっては、公開にあたり当社判断にて一部編集を加えております。予めご了承ください。
Q1:あなたの身近に、解体予定の建物はありますか?
こちらの結果から、おおまかに2つのことがわかります。
一つ目は、約3割の方が「すぐに、もしくは将来的に、”建物の解体” を検討、もしくは実行しなければならない状況にある」ということ。「すぐに」という方はかなり差し迫っているのかなと思いますので、例えば実家が既に空き家になっていて今後誰も住む予定が無く、売却の意思も無い、などのケースが想像されます。現在進行形で空き家に何らかの関わりがある方、というわけですね。
「将来的に」という方であってもほぼ似たケースかなと思われます。今は実家に親が住んでいるけれど、親がいなくなった後は壊すしかないだろうな…という感じでしょうか。
ちなみに井上は「どちらともいえない」ですね。母方の祖母が一人暮らしをしていますので、もし祖母がいなくなったら継ぐ人もおそらくいないので、あの家は解体だろうなぁ…と想像しています。今は祖母も元気ですし、実際にどうなるかはわからないので「どちらともいえない」です。この「どちらともいえない」に該当する方、結構いるのではないでしょうか🤔
そしてここからが目重要ポイントですが、一つ目も含め全体の約6割の方が「自分に関わるかもしれない建物の存在を認知している」ということがわかりますよね。ご実家にせよ祖父母など近しい親戚の家にせよ、「解体するかもしれない建物がある」という自覚を持っている方が6割いるというのは、個人的な印象としては多いなと思いました。私はこの結果から、「空き家問題」って意外と身近な問題かも?🤔と思うわけです。
Q2:建物の解体を含む生前整理を行う際、どのようなことを重視しますか?または、どのようなことが重要だと思いますか?
やはり気になるのは「費用」ですよね。「壊す」のにお金をかけるわけですから、なるべく安く済ませたいと思うのは当然です。次いで「物や思い出(感情的な価値)の整理」、「近隣住民への配慮」が約半数。
その他のご回答で参考になったのは、「お隣との擦り合わせ」。実体験からご回答いただきましたが、確かに、建物の形状や状態によっては身内だけでなくお隣と話し合わないといけないケースもありそうです。人によっては個別の対応も求められる可能性があるので、もし建物を含む生前整理が必要な方は、土地や建物の関係者を洗い出しておく必要がありそうです。
Q3:建物や家具、内装材などに思い出を感じることはありますか?
こちらは約7割の方が建物や家具等に思い出を「感じる」と答えています。持ち家で幼少期から長年過ごした場所であれば思い出は多いのかもしれません。
実は私は、あまり思い出が無いほうでして……就職して家を出るまでに何度も引っ越しを経験しているので、あまり建物や内装材に思い出というものは無いんですよね。ただ、捨てずにずっと使っていた家具などは思い出があります。なので、どれだけ長い時間を過ごしたか?が意外とこの回答に影響を与えるのではないかな?と考察しております。
Q4:(Q3で「はい」を選択された方のみ)どのような思い出がありますか?
どこかノスタルジックなご回答が多い印象を受けます🥺幼少期の思い出が多い印象もありますよね✨買ってもらったものや、それらを使っていた頃の記憶、一緒に過ごした家族との思い出。スリッパ卓球の思い出などは楽しそうな雰囲気が伝わりますし、子育て中のことを回想されている方は感慨深いことが伝わってきます。ご自身が子どもだった頃の思い出、親の立場での思い出、本当にさまざまな思いがあるよなぁと改めて感じました。
「言葉には書き表せない」というご回答がとても印象的で、それくらいステキなお家に住まれていたんだろうなぁと思いました。そんなふうに思ってもらえて、きっと当時の家は嬉しいだろうな…なんて想像もしてしまいます😌
Q5:建物の廃材を使ったアップサイクル製品に興味はありますか?
約8割の方が建物の廃材を使ったアップサイクル製品に「興味あり」と回答!これから私たちがやろうとしているサービスを考えると需要が望めるということでとても嬉しい結果でした!😆
Q6:解体された建物の廃材で、どのような製品がつくられると嬉しいですか?
「家具」「小物」が圧倒的多数でした。「再生材」「そのまま新しい家で使用」など、廃材を元の役割である建材としてもう一度使うというご回答もステキですよね☺️思い出ある家を小さくして残す「ミニチュアの建物」も、おもしろいアイデアだなと思いました🙌🏻✨
Q7:建物の解体に加え、上記のようなアップサイクル品の制作サービスがあったら利用したいと思いますか?
「はい」と答えている方が半数以上、「検討する」が約4割と、関心が高いことが窺えます。思い入れのある建物であればあるほど、別の形で手元に残ったら嬉しいですよね😄
Q8:あなたがQ6で回答したアップサイクル品を制作する場合、許容できる費用を教えてください
半数以上の方が「5万円未満」と回答されています。「物による」と回答された方もいらっしゃるように、確かに何ができるのかによって適正価格も変わってくると思いますが、家具などの大きいものになってくると、オーダーメイドであることを加味した場合「5万円未満」だと難しいかもしれませんので、「20万円以上50万円未満」の価格帯も、お客様の価値観によっては許容していただけそうですね。これはラインナップを揃える上で重要な課題ですね🤔
Q9:アップサイクルされた製品に大切なのは何だと思いますか?
手元に残るものなので、どの選択肢も大事な気がしますが、結果では6割以上が「デザイン性」と回答、次いで「ストーリー性」となっています。もちろん「その人にとって大切」かどうかは、製品をつくる上でもちろん大切なことですよね!👍🏻✨「身長を付けていたらそのまま残す」というご意見がありましたが、製品化することを考えていたので逆に斬新でおもしろいなと思いました😆
まとめ
ここまでお付き合いくださりありがとうございました!このアンケートをのおかげで、思ったよりも多くの方が「建物の解体」を身近に感じていらっしゃることがわかりました🤔✨
少子高齢化による人口の減少に伴い、建設業従事者も減少の一途を辿っています。これによりシンプルにインフラ整備の維持が困難になっていく予測がありますが、人口減少という意味では建物に住む人=管理する人も減っていきます。インフラだけでなく住宅という建物についても、維持管理が困難になっていくことは避けられない状況です。
「解体」という選択肢を取らざるを得ない状況下において、そこに住んでいたときの記憶や想い出を大切にしながら、また、人々を守ってくれた建物や土地に感謝しながら、最善を尽くし次世代に渡していく。そんな「解体」をこれから模索していきたいと思います。
最後になりましたが、改めましてアンケートにご協力くださいました皆さま、ありがとうございました!!🙌🏻💕またこのような機会がありましたら、ぜひご協力お願いいたします&今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!🙇♀✨
■大西建設の働き方改革!💪🏻✨
■「ほっこり」したい方はこちらへどうぞ( ´∀`)♪
■大西建設のちょっと変な福利厚生「一人ひと畑」はこちらです🌱