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意識は、ひとつにしか向けられない。厳密には。

もう少し若い頃は、マルチタスクはまぁまぁ得意だったのだが、年とともにだんだん衰えてきているのを感じる。

やりかけの仕事が週末を超えてしまったときとか、メールの返事待ちの仕事とか、いったん手を離れざるを得なかった場合、次に手を付けたときに思い出すのに相当時間がかかるようになった。

ひとは、同時にふたつ以上のことはできない。と、ある哲学者が言ったそうだが、本当にそうだ。
厳密には、ひとの意識はひとつにしか向けられない。
マルチタスクとは、その意識を上手に行ったり来たりしながら仕事をしている、ということである。

でも、その意識の働きも脳の具合なので、当然衰えるし、キャパオーバーも起こすわけだ。


45歳女子的には、そろそろ自分の限界を知って、潔く諦めるべきだろうなと思う。
そう。マルチタスクで頑張るのはもう、無理だわ。

義実家からのダメ出しにも、メンタル削られるのはもう嫌だ。
結局さ、家業について、何も文句言わせない状態になればいいんでしょ。

お金の心配は尽きないけれど、これは長期戦。
夢と理想をかなえるためには、最短距離を行くほうがよい。

では、その最短距離とは。


まず日常業務のバックヤードを整える。

これは今年中に。
もうすでに、経理と広報は済んだから、あとは顧客リストの紐づけ作業と年間タスクの整理。
これがデータ化とマニュアル化できれば、相当、二度手間が減る。
エクセル、Canva、クラウド、ワード、今までのスキル総動員。
PC作業ばっかりしててさぼっているなんて、絶対に言わせない。


次に、引っ越しの準備。

社屋隣接の実家に私たちが住んで、今いる家に義両親が住むことになっている。
もともとは、義両親が住んでいるうちにリフォームをして、綺麗な状態になったところで引っ越ししようかって相談してた。
でも、引っ越しして、義両親の目が届かなくなってからリフォームの順番にしないと、同時進行なんて絶対に無理だとわかった。
何が無理かって「話し合い」だ。あちらにそのスキルも態度もない。
だから、話し合いを必要としないやり方で、進める。

まずは、できるだけ速やかに、引っ越しを完了させる。
パズルみたいに、あの荷物をここに入れてこの荷物をここに入れて、子どもたちの部屋はとりあえずの仮部屋を充てて、みたいに、何段階にも分けて段取りをする。
使っていないのに、がらくたばかりの部屋がいくつあることか。
それを全部集約して、無駄なものに囲まれた生活とはおさらばする。
でも、安心して。
勝手に捨てるとグダグダ言われるのは学習済み。捨てない物置も確保するから。

引っ越したら、義両親は新しい家での生活に夢中になるだろう。
そちらはそちらで整えなければならないからね。
その間に、マッハで進める。


それから、大規模リフォーム。

お金の不安が現実になるのはこのへんから。
でも、目標金額があれば、それに向けて頑張ることができるから、それをはっきりさせようと思う。
今は、今までの貯蓄や投資以外に、現金で年間200万円を貯めようと頑張っているところ。ライターか、オンライン秘書のどちらかを始めるとすれば、返済計画がたってからでもいいかな。
今は、必要以上にインプットするのはやめよう。

社屋のリフォームの方も、ここからはじまるから、特別会計も発足させないといけない。


焦るのを、やめよう。きっと、なるようになる。











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