大阪・関西万博への見方が少し肯定的になった話@日本万国博覧会記念公園シンポジウム2024「協働・共創の万博をめざして」 <前編>
◉はじめに
「2025年 大阪・関西万博」、みなさんはどのような見方をされていますか。
私は次のような理由から、これまで良い印象を持っていませんでした。
しかしながら、このシンポジウムに参加し、私の見方は少し肯定的になりました。
これまでどのように万博が時代状況を反映してきたかを分析する「万博学」研究者の話からこの時代にあるべき万博の姿が見え、また、民族をはじめとする多様性や社会課題についての多様な立場の対話と交流の契機にしようとされている方の思いを知ったからです。
話題作りも必要なのでしょうが、火星の石やAdoさんのライブを使った魅力向上などとは全く方向性が違います。
さすが民族学を応援する千里文化財団の企画だ、と思いました。
◉ これまでの日本万国博覧会記念公園シンポジウム
今回のシンポジウムの案内ページ↓にあるように、これまでに3回、2025年万博に向けてのシンポジウムが開かれています。
これまでの積み重ねがあっての今回の内容となっているようです。
🔸2021「人類・いのち・万博-1970から2025に向けて」
🔹2022「人類よ、どこへ行く?ポストコロナの世界を占う Quo vadis. homini?」
🔸2023「『日本人』の内と外-異文化接触を語り合う」【記録動画あり】
◉プログラムと登壇者
ここまでを「前編」とさせていただきます。
事例報告とパネルディスカッションの内容については「後編」をお待ちください!
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