高知県立牧野植物園訪問記2024.11.
念願だった牧野植物園に行ってきました。
タイトル写真の植物は、NHK朝ドラ「らんまん」で描かれた植物学者牧野博士が愛したバイカオウレン(梅花黄蓮)。2〜3月に梅に似た白い花を咲かせるそうです。
この植物園のロゴにも取り入れられていました。(公式HPの左上にあります。)
植物園の位置と行き方、11月7日に撮影した植物の写真を紹介します。
🌸位置と行き方
住所は、高知県高知市五台山4200-6。高知駅から車で約30分です。
注意が必要なのは、公共交通機関で行こうとすると、観光地を結ぶ「MY遊バス」しかないことです。
このバスは「高知駅発 桂浜行き」と逆ルートの「桂浜発 高知駅行き」が、平日ダイヤは1日に各6本、休日ダイヤでも各9本しかありません。よく計画する必要があります。
写真ではよくわかりませんが、この五台山、かなり傾斜のきつい、しかも細くて曲がりくねった一方通行の道なので、徒歩で上り下りするのは難しそうです。
「MY遊バス」の乗車券は、1日乗り降り自由、路面電車の市内均一区間も運賃無料、牧野植物園を含む観光施設の入場料割引もあり、おすすめです。
🌸ここからは、植物園で撮影した写真を紹介します。
入園チケット売り場までのアプローチから展示がはじまっています。
エントランスホールの建物、いい感じです。剥き出しのコンクリートと木の組み合わせ+曲線基調で現代的!
回廊で次の建物と繋がっています。
高い位置にあるので、眺めも楽しめます。
見たことのない形の草花がたくさん。
香りや手触りを試せるコーナーもありました。
これ↓は食べられる花
牧野博士が奥さんの名前を付けたスエコザサ(写真左右下方)についての碑
牧野博士と働いた植物画家山田壽雄の植物画の展示がありました。繊細で彩色もきれいな絵とともに、牧野博士による自筆のメモや修正が興味深かったです。
いい天気で、蝶や蜂もたくさん蜜を吸いにきていました。
ギボウシ擬宝珠とカンラン(寒蘭)だけの展示建物がありました。渋いうつくしさを愛でる文化を感じます。
ここからは温室の中の植物です。
植物園には、9時半から1時ごろまで3時間半ほど滞在しました。3〜4時間くらいあるとゆっくり見られると思います。今回訪れたのは平日の木曜日。休みの日は混雑して逆にそれほど長時間はいられないかもしれません。
牧野植物園、充実していました。高知市まで大阪から高速バスで約5時間。近くはない場所でしたが、見に来てよかったです。
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