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探究学習/探究指導に関するメモ

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探究学習/探究指導に関してのアイデアを書いたものをまとめていきます。
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#探究学習

高校の探究学習に企業がコミットする意義 《前編》

高校教員時代の最後の10年間、探究学習に関してさまざまな企業の方にいろいろな形でご協力いただきました。 最近、元同僚の教員からメールをもらいました。そのメールの中で、企業側にとっての学生の探究活動に協力する意味に関する話題があり、これをきっかけに自分の考えを整理してみました。 「こんな意義を感じていただけていただけていたらありがたいなぁ」「そういう関係になれたらいいなぁ」という私の希望・期待を書いたものです。企業側にいらっしゃる方からご批判、ご指摘をいただければと考えてい

「100年後、今よりもっといい海に」光斎翔貴 立命館グローバル・イノベーション研究機構 准教授 @立命館大学オンライン講義 | 大人の学び

立命館大学のオンライン講義「学びのプラットフォームMIRAI」。 会員登録するだけで誰でも受講でき、無料のものも提供されています。 今回受講したのは、 【かもしれない未来 20XX年】眠る資源を覚醒させる(全5回)の 第4回「100年後、今よりもっといい海に」。 とても示唆に富む内容でした。 ひとことで言うと、 ブルーカーボンのために 未利用魚を使ったドッグフードの生産・販売をする ソーシャルビジネス の話です。 ◼️講師は、光斎翔貴 立命館グローバル・イノベーション研

社会起業家の実践本に書かれていた探究学習で大切な手順

いわゆるソーシャルビジネスについての本です。 実践者である田口氏が ①ある社会課題を解決するためにどうビジネスを組み立て運営するか、 ②そのようなビジネスを運営する人をどう増やすか について自分と仲間の経験をもとに詳しく語っています。 最近新聞で見た田口氏の会社ボーダレス・ジャパンの活動↓ 「社会課題はたくさんあるので、ソーシャルビジネスを行う人も増えなくてはならない。」との考えに基づき、そのために必要な、意欲のある人たちが評価・助言し合いながら自走するしくみや、運営が

外務省のキッズ向け情報サイトが良かった | 大人の学び・探究的な学び

先日親戚が集まった時に世界の国力の話になり、インドと中国の人口はどちらが多いのかを確かめることになりました。 まじめな話題が結構多いメンバーなのです。 「世界の人口ランキング」でググってみると、「人口の多い国 -キッズ外務省」というページが2つ目の候補として出ていました。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/jinko_o.html ページを訪れてみると、なかなか良かったので、ご紹介します。 ◾️インドと中国の人口 ま