自己紹介 大長 伸行 (オオナガ ノブユキ) 株式会社bridge 代表取締役 プロジェクトデザイナー 2017年1月株式会社bridgeを創業。多様な業種、組織の200を超えるイノベーションプロジェクトを横断し得た数々の失敗経験を形式知化し、企業内新規事業の創出とイノベーション組織づくりを支援しています。 特技は、後先考えずに安請け合いすること。 神戸市出身。2児の父。恐妻家。 facebook twitter bizzineにて新規事業のあれこれを寄稿中
コロナ禍の現在、bridgeでもリモートワークがすっかり定着してきた。(リアルに会うのは月に1回あるかないか) 顔なじみのメンバーはもちろん、リモートという利便性を生かして、今では直接対面したことがない方とも一緒に仕事をすることが増えた。 さらに、コアメンバーだけじゃなくて複業やフリーランス、インターンなど本当に様々な人たちが毎日入り乱れていて、充実している気持ちはあるものの、「オンラインだけのつながり」を正直寂しく感じたりもする。 今日はフルリモートでプロジェクトをすすめ
企業内の新規事業コンテストは「既存の枠組みにとらわれず自由な発想を!」と言って検討が始まる。 しかし既存事業を無視して自由に発想したユニークな事業案で社内を通すのは至難の業だ。 事業案を通すか否かを判断するのは、既存事業で実績をあげてきた幹部であり、彼らの目線に立って合意を取り付けやすい形でプレゼン仕立てておくことが求めらる。 もちろん新規事業提案の本質はそこではない。 しかし、社内起業家たるもの 「会社が新しいことに挑戦しない...」 「アイデアの評価方法がまちがってい
前回のnoteでは、個人の内に潜むイノベーターマインドを呼び覚ますことの重要性にふれた。 個人の中に潜むイノベーター [個人の中に潜むイノベーターを発露させる]ということをサービスのコンセプトにしているbridgeでは、プロジェクトの中でクライアント企業の外にいる本物、挑戦者との出会いを織り込んでいく。 新規企業でもっとも重要なのは、「リスクは高いが、何が何でもやりたい」「絶対に成功させてやる」といった強烈なモチベーションが生まれることだ。 そしてそのモチベーションに火
40歳で起業した僕が本当に後悔したことが1つだけある。 それは “価値観、志でつながる関わりを会社の外で作ってこなかったこと”だ。 よりよい仕事をするためだけの関係。起業を決意した39歳。そのときの僕には会社の同僚、上司、後輩、クライアント担当者、仕事を発注する外部パートナーとの繋がりしかなかった。 もちろん、この関係も、会社の中でよりよい仕事をするための関係であり、ひとりひとりの価値観や人生観、夢、野望などに立ち入らなかった。 僕自身もそういうことを意識することも、言
2021年1月16日。自宅の一室でスタートしたbridgeも、創業5期目を迎える。起業した当時は、右も左もわからず、まさに手探り状態。不安と焦りばかりの毎日だったが、なんとかここまで喰いつないだ。 どこのデータか忘れたけど、起業3年での生存率が50%、5年だと40%とかなんとか。 まだ何も成してないけど、ひとまずここまで生き延びたということで、 5期目の節目に、創業までの道のりを振り返ろうと思う。 1、起業のいきさつ僕は大学卒業後、起業までの18年間、ひとつの会社で働き