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誰よりも怒られにいこう

2024年8月28日、Podcast番組「Oh my week」第137回を配信しました。
今回は「注意を受けたときの学び」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。
Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝7時に放送しているので、ぜひチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。水曜日、おはようございます。

【失敗談】良かれと思ってやった仕事だったが上司は求めていなかった

Akari:今日のテーマは私が普段の業務で注意を受けたことがあったので、聞かれてたらまずいんですけど、共有して、学びに紹介したいなと。

Nishino:いいですね、お願いします。

Akari:結論から言うと、周りが見れてなかったところもあると思うんですけど、ガツガツやりすぎて、そこは「私がやるべきところじゃないよね」みたいなことを、言われてしまったっていうことがありました。具体的には、担当分野を勘違いして、「自分がここはやるべきだ、やった方がチームにとっていいんじゃないか」と思ってちょっと踏み込んで「ここもやります」みたいな感じでやっていた。でも逆に、私自身が経験がないから、その時はスピードをチームが重視してて、とにかく早くやりたかった。けど私がやったことで、「これ一回教えてください」「確認していいですか」みたいな手間ができていまい。その結果、「いや、Akariさんは今日は見ててください」と言われてしまった。そこはちゃんと環境を見て、出るとこと出ないとこはやりましょう、みたいな感じで怒られたと認識してます。
そこは「確かに、確かに・・・!」みたいな、結構胸が苦しくなりつつも、めちゃくちゃ学びになったというところではあります。

Nishino:そういうこと結構あるんですか?

Akari:そういうとこあります。それこそ、前しか見てないよね、みたいな感じの。猪突猛進みたいなところは、いいとこでもあるけど、たまにちょっと事故る、みたいなところは何度もあります。

注意を受けた後はどう行動するべきか

Nishino:でも、そこで一番良くないのは、怒られて、小さくなって、そういう動き一切しません、他のチームには関与しません、みたいなのが一番良くないと思う。そっちの方が楽ではあるじゃないですか、事故しづらいし、絶対そっちの方がいいチームも出てくると思うから、もちろん全く同じことしたらそれは意味ないけど、タイミングによって、今はそうなんだよ、みたいなときあるじゃないですか。前はスピードだったけど、そもそも変わってます、みたいな。前回はスピードでいった結果ダメだったから、今はこのチームはちゃんとじっくりやる。だから、むしろAkariさんとか入ってくれたら、嬉しかったと思ってるかもしれないじゃないですか。

だから常に自分がこうだと思うことは、ちゃんと発信する、やる、そして怒られる方がいいと思いますと。

成長マインドで大事なこと

Nishino:とにかく反応をもらいにいくっていうのがめちゃ大事だと思っていてます。今金曜日で撮ってるんですけども、金曜日にクォーターのお疲れ様会みたいなのを製造チームが30人でやった。そんなことOh my teethは史上初ですけれど、ラボが今回30人ぐらいになったってこともあって、お台場の屋形船を貸し切って、、貸し切れるぐらいの人数になったかっていうのがまず驚きですけど。数年前は、2,3人とかでやってた規模から10倍になって、やろうかっていうので。全部それも、ラボのリーダー、よく名前出てくるけど、Kannaさんっていう、発表がすごい面白い。チームの発表が毎回、すごいって話しくれてるリーダーがいるんですけど、その方が全部企画してくれて、いろいろ何人かラボのメンバーで企画したみたいなんですけど、やってくれて、それに行ってきたら、最初「乾杯やってください」みたいな。そういう会社じゃないんすよあんまり。(笑)
だけど、最初の雰囲気として。で、何をとち狂ったか、一個また、Oh my teethに定着させたいものがあるっていうので、Oh!会とか、過去に何回も失敗、Oh!会は上手くいった例です。でも過去に何回も失敗、こういう感じの繰り返しを伝えたくて。なんか「乾杯」ってやるのも、爪痕は残せないじゃないですか、さすがに。だからどうしようかなと思って、つまんなくない、それでベタでいいって話だけど。なんか、あとマストバイじゃないけど、伊良コーラがマジで最近、あらためてハマり過ぎて。最近、セールになったっていうツイート、代表の小林さんって方がつぶやいてて、もうすかさず買っちゃって。今、もうキンキンに冷えたやつを毎朝飲んでるんですけど、毎朝と毎晩。夜残った人とかに配ったりして、めちゃくちゃおいしい。
で、乾杯するじゃないですか、なんかわかんないけど、「Oh~~~~Oh!」 みたいな、感じ。どうかなみたいな、 ちょっともうすでに滑ってるんですけど。あの、韻を踏んでるわけないんだけど「Oh!杯」っていていましょうみたいな。「Oh!杯」って言ったら、「Oh~~~~Oh!」でいきましょうみたいな。
めちゃくちゃ滑って、、、、(笑)30人いる船の中でもう、出ることもできずに。

Akari:つらい(笑)

Nishino:船で出航しちゃってたから、ちょっと一旦どうとかもできず、やってみたいみたいな。でこんな感じで大体うまくいかない、でも反応が「あ!これダメなんだ」みたいな。「これはあんまり流行らないな、流行りそうだな」みたいなのがわかる。でも隣のテーブルでちょっとやっててくれたりして。だから、繰り返しやるってことも大事。タイミングにもよるって、さっきの話だけど、「Oh~~」がダメだとは思ってないし、「Oh!杯」が絶対に流行らないとも思ってない。絶対流行らせられるんじゃないか、と思いつつ。

怒ってくれる人がいるのはありがたいこと

Nishino:日々、こういうふうに挑戦してやる。これって怒られるとも一緒。自分が思うように、「これが絶対会社にとっていい」と思ってAkariさんは行動したわけじゃないですか。だけど、それで怒られたらむしろラッキーくらいの感じ。 軌道修正できますし。
1個前のエピソードの、そういう受容体質というか、そういう進められる体質っていうのも大事。さっきAkariさんも言ってくださってましたけど、まさになんかそんな感じで。この人怒るとなんかめちゃくちゃ落ち込んじゃったりするともう言いづらくなりますよね?

Akari:そうですよね。

Nishino:Akariさんがどうなったかわかんないけど、すごいショゲるというか、もうこっちもいいことしたのにみたいな、いいことしようと思ってやったのに、みたいな感じにバチバチしちゃうと言いづらくなる。「ごめん、ごめん」みたいになっちゃうと、オブラートに包んだまま言おうとなる。でもオブラートに包まれて言われちゃうと、多分こっちの成長を考えた時にあんまり良くないじゃないですか。だってストレートに言ってくれた方が直しやすい。

Akari:やっぱ怒られると、何で怒られてるのかとか、何がダメだったのかとか、逆にこうしたら良かったのかみたいなところが、ちゃんと丁寧に良い上司だったら言ってくれるじゃないですか。やっぱり本当に怒られた方が100倍学びになるなって最近私もめちゃくちゃ思っていて。

Nishino:誰かが言ってたけど、怒られた時の態度で、ショゲちゃうとそっちのフォローでまずリソース取られちゃうじゃないですか。本質的にはけろっとしてるのもおかしいと思うものの、でも本当すいませんみたいな感じで、 「じゃあどうしたら良かったですかね」みたいな感じになると、切り替えられるけど、結構一旦ガーンってなっちゃうと、気持ちは分かるけど向こうはさすがに今この状態はフォローしないといけないって気持ちになっちゃうので、だからこそこっちの受手の方は言われたとした時に、 「確かにですね」 みたいな感じになると、こっちの方もだったらこうしたら良かったんだよみたいな感じ、より言いやすいじゃないですか。「次はこうした方が良いよ」とか言いやすい。その意味でも怒られて、「また怒られました!」みたいな感じで、それに対してマジギレされたこともあるんですけど。(笑)

Akari:そんなことあるんですか。(笑)

CEO Nishinoも会社員時代は怒られていた

Nishino:自分が怒られたって話だからいいと思うけど、本当に怒られてた。どれくらいかって言うと、ワークスアプリケーションズってフロアが広いんですよ。多分300層坪とかワンフロア。それが何フロアもあるんですけど、開発はその端にいたんですよ、真ん中くらいかな。営業は結構端にあったんですよ。当時は営業の人がLINEとかで「Nishinoくん大丈夫?」みたいな。「Nishino、いま怒られてたけど大丈夫?」みたいな。営業の同期に心配されるくらい、すごい怒鳴られてたっていう。同時に5人くらいから、「何かあったら言ってね」みたいな。笑っちゃうけど、でも別にそれで来ないとかはないよ。別にその日も帰らなかったし、普通に「ほんとにすみませんでした」みたいな。それもあれですよ、11時のミーティング時に、55分くらいに来た対応に、僕が集中してやってたら、周り見えなくなってて、問い合わせ対応してたら、1回呼んでるのに、呼ばれてたらしいんですよ。だけどこっちはもう「これ返さないと!」みたいな。行かないからめちゃくちゃ怒られた。しかも、(隣に)上司ここにいて、僕ここだから別にこの距離だったんだけど、何回言っても振り向かないから、めちゃくちゃ怒られたっていう、「始まってるぞ!みたいな。これは言える範囲でこれだけど、それ以外はもう当然めちゃくちゃ、これこれで怒られるぐらいだから、めちゃくちゃ怒られてたんだけど、それはもうほんとラッキーだなって毎回思うようにしてた。だってそんな怒んないじゃないですか。

Akari:たしかに。なかなかいないですもんね。

Nishino:期待してくれるんだろうなとは思っている感じですかね。ほんとすみませんっていうので、アラームつけたりとか、そういうのやるようにしてるんですけど、そうだなと思って。5人集めてるから5人の時間待たせるから、たしかにその1人のユーザーさん、しかも僕が対応してるぐらいだから、別にそんな何か緊急度が高いやつが僕にくるわけじゃないって話も後からわかった。冷静に考えたらそうだよな。だったらその時はそのチームの生産性上げるほうが良いよなって話で。一周回ってめちゃくちゃ怒られてやろう、みたいな風にもう持ってた感じですかね、メンタリティ的には。5年やってそれやったら恥ずかしいじゃないさすがに。だからもう一生分怒られようみたいな感じでやってたって感じですかね、最初のうちに。

怒られるなら新人のうちに

Akari:怒られてるうちが、花みたいなことはありますよね。

Nishino:たしかに。そういうこと。

Akari:今しか怒ってもらえないみたいな。それこそ40代とかだったら怒らないじゃないですか。

Nishino:そうそう。新卒だから怒りやすいっていうのもあるよね。

Akari:今が一番学べる時期だし、って思えるといいですね。

Nishino:転職したてとかもそうじゃないですか。カルチャーが違うんで、ちょっと合わなくて怒られてますの方が、説明できるじゃないですか。

Akari:いやそうですよ、マジで。カルチャー違いすぎて、前職ではめっちゃ褒められたことが、今なんか逆に怒られる。「ダメだったの?!」みたいなっていうことはめっちゃあるので。

Nishino:そういうのもね、一年たってそれはさすがにもういつまで引きずっているんだになっちゃうじゃないですか。いつまでその過去のってなっちゃうから。

Akari:早いほうがいいかもしれないですね。怒られるとしたら。どうせ怒られるんだから、早く怒られておいた方が、

Nishino:開き直りめっちゃ大事だと思う。あと、怒られる人はあるあるなんですけど、大体、結構頑固な人が多いと思うんですよ。だってその、前の職場のカルチャーを引きずっちゃうってかって結構頑固じゃん。柔軟性がめちゃくちゃある人ってたぶん、いや今どうキャッチアップしようってなるんだけど、一定我がある、型があるわけじゃないですか。

Akari:確かに確かに。

Nishino:スタートアップあるある。でもだからこそ何回も怒られるって話なんですね。結局一回しか聞かないですよ、そういう人って。僕もそうだったけど、だからってことは何回も怒られると考えると、やっぱ最初の方に怒られないと、繰り返しどうせ一か月ぐらい怒られるって考える、自分の体質上、直らないって考えるとすると、その意味でも早く怒られに行った方がいいて感じ。「あーこの人怒ってもいいんだ」って思われる 存在になった方が、チャンスだなって言う。怒られる時期はもう、この時期には怒られようって感じで。怒られたら、対応がめっちゃ大事だなと、それ他の人見てて思いました。僕の同期いたんですよ、一人はもう本当に馬鹿みたいな。僕よりもそんな怒られてないんですけど、しかもめちゃくちゃ優秀な、海外大かなんかの卒業生。たぶん普段怒られてないからなのかわかんないですけど、怒られた瞬間もう、本当に早退しますみたいな。でもホントそれは、笑っちゃいないし、当時は可哀想だなと思ってたけど、でも今思うと、僕はもうずぶといみたいな、毎朝来るし、夜までいますみたいな。「帰ったら」とか言われてた。けど帰らないし、今の上司聞いたらどうなんだろうな、わかんない。そんなつもりじゃない、本当に怒ってた、イラついてたし、嫌いだったって思われるかもしれない、それはもうわかんない。でもこっちの持ちようだし。

Akari:でもそれを、今のNishinoさんを生んだっていうことでもありますもんね。

Nishino:ほんとそうだと思う。その方に、例えばメールの文章1個とかで。今、(自分が)めっちゃ細かくなってるのは、たぶんその人の影響で、ほんとに指導のおかげだと思うんですけど、なんか僕もそれこそスピード強で、伝わればいいじゃないですか、みたいな感じ。誤字とかめちゃくちゃありまくりだったんですよ、だけどその方、すごいきっちりして仕事できてて、スペースだったら、スペースに意味を持たないと気になる人だったんですよ。段落も1個開いてるなら、ここも2個じゃないとおかしいよねとか。これは文章が確かに大きく変わるトピックだから、2個開けるんだったらいいけどみたいな、そういう人だったんですよ。これはなんか、真似してよかったのか分かんないけど、その時の教えは、スペースがあると、めちゃくちゃ長くなるって言う、デメリット。スペースがあるから見やすい、ブロックはめっちゃ見やすいんすよ、ブロック見やすいけど、めちゃくちゃ開けるから。でも確かに、意味はあったっていうところはエッセンスだったんですけど、ちゃんと意味と段落で開けた方が分かりやすいので、エッセンスは確かに今でも引き続いてるし、そこにこだわりを持つ、みたいな学びはある。一貫してるなってことが分かるし、だからさっき、真似する時は、みたいな話あったけど、その人なりの一貫してる人を真似した方がいいっていうのあるし。そこで他の人のやると、本質に気付く前、僕はその本質で気付くのめっちゃ時間かかりました。なんでこんなにこだわったのは、ちゃんと意味を分かりやすくするって、意味と段落で分けるっていう、そこにロジックがなった方がストレスないんだっていうことを理解しないと。ある人はコンパクトにやってたから、そっちのコンパクト理論も混ぜ合わせると、先にその理論を分かる前に終わっちゃうと思ったから、よく分かんなかった、最初。なんでこんな開けるんだろうと思ったけど、めっちゃくちゃそのままとにかく真似してた。その人の、一言一句同じ使い方、漢字の使い方とか、自分が「致します」は漢字だったけど、その人はひらがなだったらもうそういう風にしようとか、スペース、全角スペースだとか、半角スペースだとか、僕もめっちゃ真似してやってみたら後で気付く、一貫性なんだみたいな。変わることがよくないとか、この人はこういう風な文体だよね、とか、こういうロジックで送ってくるよねっていうそこを意識してたんだってことを後から気付いたり。かまず真似するってところ、またもう同じになっちゃうけど、けどまとめると、今回のテーマは、「誰よりも怒られにいく」っていうテーマでした。

Akari:怒られたら本当に、学びになるし、成長につながるし、その回数が、どれだけ成長できるかぐらいに思ってポジティブに、ラッキーだぐらい、さっきさんも、言わしゃってましたけど、そういう捉え方で、やっていきたいなと思いました。

次回予告

Nishino:明日何話そうかなと思ったら、怒られたらやっぱ嫌だし、メンタルが来るっていうパターンあると思うんですよ。その時に、こういう風な気持ちでいれば、この考え方を理解すると、ちょっとは楽になるっていうのがあるので、それを明日お伝えできればなと思います。

Akari:ということで、本日もお聞きいただきありがとうございました。Oh my weekは毎朝7時に配信しております。ぜひYouTubeチャンネル登録して聴いていただけると嬉しいです。アーカイブ放送もあります!ぜひお聞きください!では水曜日もOh!全開で行きましょう!!

Nishino ・Akari:ありがとうございました!!


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