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人の魅力は自問自答から生まれる

2024年9月7日、Podcast番組「Oh my week」第147回を配信しました。
今回は「質問力を高めるためのコツ」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝7時に放送しているので、ぜひチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。土曜日、おはようございます。

質問力を高めるためのコツ

本日はあの前回なんか質問力みたいな事をテーマに話したんですけど、実際にこれ、鍛えるにあたって、なんか日常で意識していることがあれば教えてください。

Nishino:意識していることはこれ全部質問にもピッチとか発表とかにも全部通ずると思うんですけど、さっき自問自答と最後にあったんですけど、なんかまさにそういう感じを趣味にしちゃうっていうのはアリなんじゃないかなと思っています。

Akari:思考が深い人って結局自問自答してるよねみたいな話で前回終わったと思うんですけど、それを自分の中で常にやってるってことですか?

自問自答で磨かれるスキル

Nishino:常にやってる。それは何が磨かれるかっていうと、結局、客観視だと思うんですよね。つまり、こう質問力がある人って場の雰囲気とか、こういうシーンとか、相手がこういう風に返すから意味がある質問だよね、みたいな、結構考えられてるというか。これなんかワークスでいうとスピルバーグっていうんだっけな。優秀な指揮官であれみたいな。つまり全てのものを活かして最高の場所を作るじゃないけど、映画を作るみたいな。その意識ってめちゃくちゃビジネスにおいて大事だよねっていう。スピルバーグってバリュー入ってる会社やばくないですかと思ってたんですけど(笑)

Akari:あるんですか?実際

Nishino:本当にある。あの他責NGとかの並列にスピルバーグってあるんですよ。そういう意図なんですよ。確かにビジネスって相手があるし、みんなでチームでやるものだからこそ、そうやって誰をこう活かすかっていうのを、で、それを実際の人でも意識する、それをイメージする力じゃないですか。このだって映画監督とかなんかこの人にこの役をはめたら絶対良いなとかってよく言いません?そう思ってキャスティングしましたとか。それって想像してるわけじゃないですか。なんか話飛んでるような感じだけど全部一緒だと思ってて、メタ認知して客観視して、でそれで自分の中でこれが行ける!っていうイメージを沸かせられる。で、そこをずっとぐるぐる回せる人だと思うから、それを普段意識すると面白いと思ってますと。それは自分の中でこの人だったらこう言うな、こういうこういう人だったらこう言うなって常に考えてるってことなんですか?

Nishino:常に考えてるかな。自分の中で話す。でもこれって僕が多分友達いないし…いや、いないって言うとなんか…これでも良くないらしいですね。

Akari:そうですよ!

Nishino:え?なんで?

Akari:いや私友達じゃなかったの!?ってなりますよ(笑)

Nishino:だからこそ友達少なくなりそうですよね(笑)

Akari:拍車をかけました今(笑)

Nishino:全然メタ認知できてないみたいな。まあでも少ない方ではあると思ってて。でも別になんか少なくて悲しかったこととかあんまないんですよね。それは何でかっていうと、自分の中で話せたというか…わかります?暇つぶしできたみたいな。

Akari:全然わかんないです(笑)いや、でもそうなんですね。会話が自分の中で成立できちゃうんですね。

Nishino:で、それでなんか時間潰せちゃうみたいな。結構それで暇つぶしできたっていうのはあるかもしれないですね。

Akari:なるほど。なんか仕事とかにおいて自問自答するってすごい大事だなと思ったんですけど、やっぱ自問自答だと、自分のバイアスがどうしてもかかっちゃう気がするんですけど、その辺ってどうなんですか?

多くの仮説を立て、他者にぶつけて擦り合わせよ

Nishino:それはめちゃくちゃそうで、それを要は結局チューニングしていくってことだと思うんですよ。でも、それを失敗を恐れず当てていくと、まあずれるわけじゃん。結局全然違うってことですよね。でもそれをちゃんと受け止めることによって合わせていくだけだと思うんですよ。それも自分から失敗しに行かないと一生合わないというか、こうだよなこうだよなと思ってたら違うのになと思いながらやるんじゃなくて、当てていく。やっぱりこれで今話しててすぐフッと思いついたのが、最近やっぱ採用責任者してやってくださってる方がいるんですけど、4月に入社した方がまさに当ててみるみたいな。なんかその人の口癖って「多分」って言うんですよ。最後何とかなんですよね。多分って結構いうんですよ。でもこれめちゃくちゃ試してるってことなんだと思うんですね。だから仮説をぶつけまくってるってことなんですよ。だから多分が口癖だよなって思うぐらいに回数が半端ないから、多分口癖だなって思っちゃうんで。何が言いたいかってその4月から入ってる人って、めちゃくちゃどんどん擦り合わせて成果出しちゃってる。採用で言うと、もう毎月10人採用しちゃってるみたいな。採用未経験が。内定承諾もらってるみたいな感じなんですよ。これなんでかっていったら未経験なんですよ?でもそれってめちゃくちゃそういうベテランの方とかに仮説とかぶつけてこうなんですよね、多分。みたいなのをめちゃくちゃ言って、全然違うとかそうじゃないみたいなことが当然言われるとだけど、そうやって「あ、なるほど」みたいになるか、でも結構そっちが合ってる場合もあるし、そんな感じでこうバチバチやっていくと磨かれて成果出すみたいな話だから、当然ずれてる自分の仮説なんてと思いつつも、それを恥ずかしげもなくバンバンぶつけてて。で、もう一個その「多分」をつけるっていうのはなんか確かに自己防衛じゃないけどテクニックなのかもしれないと思います。多分って言って「違うわ」って言われたとしても「多分って言ってるじゃないですか」って言う話だもんね(笑)無意識自己防衛が出てる気がするけど、傷つかないための。とにかく仮説を見つけていけるとチューニングされていくんじゃないかなと思います。

Akari:そうですね。そのためにもやっぱ自分でいろんな立場になって考えてみて、自問自答して・ぶつけて・チューニングみたいな、そのプロセスめっちゃ大事ですよね。てかやってみたいです。あんまり考えてこなかったので。

Nishino:やってみると面白いですからね。

Akari:今日は土曜日回ではあるんですが、ゆっくり考えつつ。

Nishino:ゆっくり考える必要もある。誰かに対話してみるのもある。僕結構好きなのが、ロバート・秋山の最近関連の方がふと流れてきたんですけど…

Akari:ああ!クリエイターズ・ファイルですか?

相手を理解し、相手の立場から想定する

Nishino:そう!最近村上隆さん調べてたら、村上隆とロバート。秋山が共演してて、面白かったのが村上隆の美術館行った時に、村上隆風の格好で行ったら写真撮って下さいって言って何人か本人と間違えて写真撮ってて(笑)でも多分ネタとは思いつつも、どっちが本物だ?みたいな。どっちが話してるかわかんないみたいな(笑)あれがなぜ好きかって言うと、あるあるを見つけられる人って仮説とかまさに対話できてるってことじゃないですか。その人を客観的にみてこういう人がこういう風に言うよねってのができてるってことだから。

Akari:そういうのわかると提案とかも全然変わってきますもんね。その人に憑依して提案したらめっちゃ通るとか、いいものができるって。クライアントワークとか特に。

Nishino:もちろんこの話聞いて、そうやって上の人に結局合わせていくスタイルなんですか?って話だと思うけど、そういうことじゃなくて、より議論を進めるためにその人が考えられる想定とか考えた方が、自分の意見も通しやすくなるしってことですよね。で、自分も磨かれるじゃないですか。その人がそういったとしてもやっぱりこうだよねって言いたいんだったら、相手を理解する必要があると思うし、っていう意味でですね。なんか相手に合わせてこうしたらいけるっていうわけじゃなくて、自分の意思を通すためにも、相手は少なくとも。じゃないとコミュニケションのもと生まれていくわけだから。

Akari:私は今回チューニングが足りてないなと思ったので、どんどんぶつけてチューニングしていきたいなと思いました。

Nishino:キーワードは「多分」です(笑)言わなくてもいいじゃんとは思うんですけどね(笑)でもそれを武器に言いやすくなってるんならまあいいと思うけどねっていう。

Akari:成果出るなら言った方がいいですもんね。

Nishino:Oh my teethで成長してる人の話も絡めつつお話しました。

Akari:ということで、本日もお聞きいただきありがとうございました。Oh my weekは毎朝7時に配信しているので是非YouTubeのチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。では土曜日もOh!全開でいきましょう。

Nishino ・Akari:ありがとうございました!!

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