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なにげない日常からアイデアを引き出す / カラーバス効果で発想力を鍛えよう



2024年9月10日、Podcast番組「Oh my week」第150回を配信しました。
今回は「アイデア力を鍛える」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝7時に放送しているので、ぜひチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。

日常からアイデアの引き出しを増やす方法

Akari:今日はX見たんですけど、カツ丼食べまくったり、緑で揃えまくったりみたいなことをされていたんですけど、あれってどういう意図があってやってたんですか?

Nishino:あれは半分ふざけてる話なんですけど。(笑)黄色のものを集めてみたりとか、緑のものを集めてみたりとか。

Nishino:あとは5日連続カツ丼食べたりとか。だけどXってその4枚までしか写真は投稿できないんですね。だから4枚絞ったつもりだったんですけど、なんか1枚同じだから、結局3日しか行ってないのにみたいな。ただただ持ってるだけの、実はこっち5枚もあるんだけどっていう、まあそれは置いといて。何やってるかっていうと、こういうの大事だなと思ってて。カラーバス効果って分かります?

Akari:聞いたことなかったです。

Nishino:そう思ってサイト用意しておいたんですけど、いかに人は自分が見たいものに意識を向けているかっていう、そういう効果のことなんですよ。

カラーバス効果で日常のOh!を見つけよう

Nishino:気づいたら人の思考ってめちゃくちゃ凝り固まってるんですよ。その証拠によくある実験なんですけど、身の回りのもので緑のものを見つけてくださいとかってお題を出すんですね。すると意外と普段見てなかったものが見えてくるっていう話。例えばお茶とか、LINEの色が緑だとか。そんな感じでなんか1個でも縛り入れると、色々普段見えてるものが見えるっていう効果のことなんですよ。例えばお茶って緑だけど、なんでお茶って緑なんだろう、とか緑茶だから緑なのかみたいな。でもほうじ茶はなんであの色なのか、緑茶がなんで緑なのかとかを調べてみる、みたいな感じで、引き出しがまた増えていく。コンビニとか行っても、じゃあ「今日はオレンジ色のものを見つけよう」と思ったら、なんかオレンジジュースもオレンジだし、玄米茶もオレンジだしみたいな。

Akari:なるほど。ちなみにカツ丼はなんで毎日食べてるんですか、それもカラーバスなんですか?

Nishino:カラーバスじゃないです。(笑)

日常に縛りを入れると新たな発見がある

Nishino:カラーバスではなくて、毎日同じものを食べると、例えば毎日同じ場所で買ってみたんですよ。そしたら同じ時間でもカツ丼と天丼が売ってるんですけど、やっぱりカツ丼の方が毎回減るの早いなとか。カツ丼って残り1個の時に買うことが多いんですよ。「それはなぜか?」とか、「今日はこの時間だと多いな」とか、「補充結構してるんだ」とか、「500円でいけるんだ」と、いろいろこう縛って同じ場所に行ったりすると、それだけでも全然違う。あと、絶対カツ丼と天丼って500円なんですよ!だけど必ず店員さんは「カツ丼なんですか?天丼なんですか?」って聞いてくるなとか。じゃあこれやっぱりレジ打ちはちゃんと小分けで登録しないといけないんだとか、当たり前なんだけどお弁当500円というカテゴリーじゃないんだみたいなね。でも隣のお弁当屋さんはお弁当600円なんか別になんか、そこは管理してないお店もあるなとか。1回カツ丼買っただけでは出てこないはず。毎日同じ店に行くって決めてるから、そういうことが出てくる。何かしら縛りを、緑のものを買ってみようでもいいし、カツ丼食べて何かしら縛りを決めると、普段気づけないことが気づけてくるよねっていう、なんかそういう話。

Akari:確かに、人間って気づかぬうちにマンネリ化するというか、ルーティンってなんとなくできちゃうから、ちょっと変えてみるだけで世界が違って見えるみたいな、そんな気がします。

Nishino:それで今週何やってるかっていうと、カレーなんですよ。カレー週間みたいなことやってます。カレーはすごいなと思って、どこ行ってもカレーはあるなってことに気づいたりとか。おうどん屋さん行ってもカレーうどんがあるし、カレー結構楽だなみたいな。隣のお寿司屋さんでも、謎にお寿司屋さんなんだけどお弁当売ってて、カレーカツ丼とかあるんですよ。カツ丼の上にカレーかかってたりするやつがめちゃくちゃ美味しいんですけど。インドカレー屋さんも全然バターチキンカレー違うなみたいなことになったりとか。ターリー屋のバターチキンカレーってめちゃくちゃ美味しいなとか、色々気づいたりするんですよね。バターチキンカレーだけでも結構違うなとか。中辛って表現されてるんですよターリー屋。でも中辛でも辛くないな、辛さの定義もいろいろある。いやしょうもないですよ、しょうもないですけど。でもなんかそういう基準がないとやっぱ辛さって難しいよなとか。

Akari:しょうもない、だけど無意識に役立つこととかもあるじゃないですか。あれってこういうことだったからこれに活かせるなとか、絶対やっぱヒントって隠れてる気がするので。縛りを生活に設けてみるって純粋に楽しそうだなって今思いました、聞いてて。

変化を求めるなら何かしら行動を変えてみよう

Nishino:なんか違う人になりたいとか変わりたいんだったら、一個一個の行動を変えていかないとっていう話はあるじゃないですか。行動から思考になっていくみたいな話。行動から結果が生まれるってことを考えると、何か変えないといけないはずで、行動を。

Akari:私結構ついつい定番になりがちなんですけど、お茶だったらこのお茶がいいなとか、ここのレストランだったらこれがいいなとかって決めちゃうんですけど、そうしちゃうとどうしても挑戦できなくなっていくので。

Nishino:だとしたらもう1ヶ月本当にそのお茶しか買えませんみたいな。

Akari:確かに。それもいいなと思いつつ、逆に今回は違うものを頼んでみるという制約をつけると、意外とこれって美味しいんだなとか。何かしらの制約条件をというかルールをつけた方がいい。

Nishini:うん。だから昨日と絶対同じものを食べないとか。たとえばさっきの制約をつけるじゃないですか。「毎日このお茶しか飲まない」って決めたとすると、多分30日やっていたらマジで買えない時が来ると思うんですよ。その時に他の場所に行ってみると、カツ丼も奇跡的に毎日買えたけど、買えないケースも多分あったなって。

Akari:確かに。このスーパーでは、おーいお茶が置いてあるけど、このスーパーは綾鷹だって。サントリーとキリンの営業マンはこっちを重点的にやってるんだなとか。

Nishino:そうそう(笑)

Akari:いいですね。なんか日常を味わい尽くしている感じがします、Nishinoさんは。

Nishino:つまんないのかもしれないけどね。

Akari:いやいや、めっちゃ楽しそうじゃないですか。

Nishino:もうどんどん、インプット。アイデア、引き出し増えるなと思ってて生活してるといいなと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!
本内容は、YouTubeで毎朝7時に配信しているので、チャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。では本日もOh!全開でいきましょう!


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