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#97 【成功の鍵】最小コストで最大リターンを得る

2024年7月19日、Podcast番組「Oh my week」第97回を配信しました。
今回は「最小コストで最大リターンを得る」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOhな出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝8時に配信しているので、ぜひYouTubeチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。

Akari:と、言うことで本日は金曜日、おはようございございます。
今日は西野さんを取材した記事でめちゃくちゃ回ってるなって思ったものがあって。もやしさんの「4年で売り上げ30億黒字化。レッドオーシャンでのOh my teeth  の勝ち筋」みたいなところ、それについてちょっと聞いてみたいなと思ったんですけど。これ私、何で気になったかっていうと、たぶん資金調達一切しないで、4年で30億みたいなワードありましたよね?多分それだった気がします、私がウッて掴まれたところ。

Nishino:もやしさんっていう、もうスタートアップ界隈ではかなり有名な方がいるんですけど、取材インタビューとか、最近だとTimeeの上場の時に分析とかしてました。で、まず冒頭で面白かったこの記事に全く無い話をまずしていいですか?

Akari:はい。

Nishino:まず最初盛り上がった話は、努力と成果は相関ないよねみたいな話からスタートしたんですよ。なんでかっていうと、もやしさんって記事を書いてるんですけど、僕はTimeeの記事で結構回ってきてて、その記事を最近ちょっと見てたから、そんな方に取材いただいて嬉しいですみたいなことを言ってたんですよ。そしたらやっぱTimeeの記事めちゃ伸びますよねみたいな。その後の記事ってちなみに西野さん読みましたか?って聞かれて。Webtoonの記事なんですよみたいな。「ギクッ」ってきて(笑)読んでないなーと思って。で、もやしさんはそうですよねーって言ってて。Timeeの記事は結構ガッて書いたらしいんですよ。スピード感的に。その後のWebtoonの記事は結構調べましたと。だから、労力とその成果、それは全く伴わない。何でそう思ったかっていうと、まさに我々も社内向けの機能とか社外向けの機能とか色々作ってるんですけど、なんか意外とちょっと設定とか変えただけで、めちゃくちゃスタンプ付きまくったりとか、10分と1分でやったやつがバーッとついたりとかする割に、3日ぐらいかけて作った日のやつはスタンプ全然付かないみたいな。そういうのってあるあるですよねっていう共通項からスタートしてまず盛り上がって。わかります!みたいな。ライターとしてもその労力とその反響。ユーザーからの反響って全然相関しなくて、それがでも面白いんですよね。で、そこをいかに労力をできるだけ少なくして、顧客の価値を最大化するのがやっぱセンスというか、面白いとこですよねみたいな話をしてました。

Akari:わぁ、これは面白いし、めっちゃわかるって方が多い気がします。

Nishino:そう。で、面白い観点としてはこう言われることなかったんですけど、レッドオーシャンですよねっていう話をすごいされて。あんまり意識してなかったんですよ。なぜなら別にOh my teethのサービスって新しいサービスだし。でももやしさんからご質問いただいたのは、「西野さんがやってるビジネスって比較されるサービスとかないですか」「強豪ってないですか」って。それに対し「いくつかブランドはあるけれども、やっぱり一番多いのは、普通に街の歯医者さんです」と。街の歯医者で矯正って大体今の歯医者さん取り扱っているから、そことバッティングするんですよみたいなこと言ったら もやしさんが言った返しが「それってめっちゃレッドオーシャンじゃないですか」みたいな。確かにと思ったんですけどっていう感じで。なんかもやしさん的には確かに4000件のクリニックとかもっとかな?1万、何万と入ってる矯正歯科に対して、そのビジネスをやろう、マウスピース矯正で戦おうと思ったのは、結構競合の中に入っていったとも言えるかと思って。

Akari:コンビニよりも多いんでしたっけ?歯医者って。

Nishino:そうそうそう。コンビニより多いし、矯正も大体扱ってるから、特に都心とか。でも改めてこれ記事で言って無い話をあえてこのラジオで言うとすると、我々なんであんまり競合じゃないなと思っているかっていうと、ターゲットが全然違う。つまり競合って考え方をするってことは、その既存の歯医者に行く人を無理やりこっちに取るってなると競合になると思うんですけど、我々のイメージは医者にあんまり行かない人が多いんですよ。そもそも。その外にいる人をどんどん取り込んでるイメージがある。つまり新しいターゲットから取ってきているので、競争してる感じはないっていうのが率直に我々の今思ってること。ユーザーさんの層とか見たら分かると思うんですが、明らかに普通の歯医者には行かないような層の人が矯正に興味持ってくれている感覚があるので。なので、既存の市場に対してどうかっていうアプローチはあんまりしてない気がしますね。

Akari:市場を広げてるみたいな感覚なんですかね。

Nishino:まさにまさに。その説明をCOOのDaichiさんとかも話されてて、その違和感ってそこだよなと思って。

Akari:なるほど。

Nishino:という感じで、今日はあれですよね。昨日の続きで、昨日から来た人からしたらあれ?なんか続きって言ってたのにと思ってると思うんで。一応話すると、最小コストでちゃんと最大のリターンを得るっていうこと。つまりさっきのもやしさんのTimeeの記事も最小コストでユーザが喜んでくれて、めちゃくちゃ見たいと思う記事を作ったわけじゃないですか。で、Oh my teethの昨日の話で言うと、最小のコストでメンバーが喜ぶとか、ユーザが喜ぶような機能がいいよねっていう話をしてましたと。で、それ最近の事例としてあったなと思うのが、何も記事とか何かものづくりだけじゃなくて、もう直近あったのが、SHE株式会社の代表の福田恵里さんと、ご飯に行ってきたんですよ。で、その時に事業規模とかが結構似てきていて、でも全然社員数とかはSHEさんは150人とかいるので、全然倍以上いるって話なんですけれども、ビジネスモデルとか結構似てる所も多くて。だから赤裸々に、生々しいお互いなんかマーケの話とか人事の話とか色々話してたんですよ。で、かなり盛り上がって次回勉強会やりませんか?みたいな話になったんですね。お互いに僕はここの部分もっと知りたいっていうものもあったし、もっとメンバーに聞いてもらいたいっていう話もあったし、福田さんとしてもここの部分もっと聞きたいですみたいな。ここちょっとマーケの方に聞いてもらいたいですみたいな話があったりして、総合勉強会しましょうみたいなことになったんですよ。で、いいですね、いいですねってなりかけた時に、お互いふとこれもしかしてやらないやつだみたいな(笑)多分お互いを思って。そこまでの盛り上がりとして、うちも社内勉強会とかやってるからそういう資料とか転用して、うちのメンバーに資料作ってもらって、それやりましょうかとか言って結構盛り上がってたんですけど、これ絶対やらないやつだみたいにお互い感じて。で、すかさず同じタイミングで、これやらないから、資料とかなしでパソコンとスマホだけ持ってオフラインで会う。それだけにしません?みたいな。飲み会か、朝ならモーニングかなんかそういうのにしませんか?みたいな話になって。お互いその通りだなと思って。絶対そっちの方がいいなみたいな。理由はいくつかあって、でも勉強会の方が質はいいんじゃないかって話があるじゃないですか。勉強会の方が学びがあるかなって。飲み会なんかしてもって思ったんですけど、それまで一時間半ぐらい話してたんですけど、その中の過程でSlackとかNotionとかもちろん社外秘は守りつつ、パッと見せたりとかしたやつがこれ、めちゃくちゃいいですねとか、これそんな感じのやり取りなんですねみたいなのが、結構お互い刺激になったりしたんですよ。モメンタムじゃないけど、こういうのがいいカルチャーだなみたいなのが垣間見れたらしくて。うちのSlackとかとか見せたりしたら、その写真とかすかさず写真撮ったりとかして。僕もなんか使ってレポートとか見たりとかしたら、ああ、なるほどみたいな。変に勉強会とかになると、そういう話じゃなくなっちゃって。意外と当たり前な昨日の5W2Hみたいな話になっちゃうみたいな。ただ誰でも参加とかじゃなくて、重要な意思決定とかをしまくってる、失敗もしまくってる人たちが一旦集まってみようみたいな。

Akari:そっか、別に資料用意してカロリーかけるんじゃなくて、とりあえずできそうなことで、すぐやる。みたいな

Nishino:そのほうが、しかも本質的にもいいと思ったというか、そっちの方が勉強会の時間かけて得るリターンよりも絶対リアルで見せ合った方が、今これでとか、こう言うのを使ってとかっていうのがいい。そして絶対オフラインでやるみたいな。オフラインで、もうここだけの話の方が多分濃かった一時間半になるんじゃないかみたいな。一時間同じ時間を取るにしても、お互いなんか一致して、これがまさに最初別にやることとしては何も準備がないから気兼ねなくというか、ストレスなくいけるし、多分良いものになるんじゃないかなと思って。まさに昨日の5W2Hじゃないけど日時も決めて、誰が来るかも決めて、その場でやりきってお互いちょっとメッセージを送って予定を押さえましょうみたいな感じで押さえて。

Akari:へぇ〜、じゃあそれは確実に実行されるんですね。素晴らしい。

Nishino:っていう昨日の話と、さらに最小コストの話、もやしさんとの話、SHE株式会社の福田恵里さんと話した時も。まさに思ったなっていう。それが起きてたなと思ってシェアしました。

Akari:なるほど、ありがとうございます。ということで、本日もお聞き頂きありがとうございました。Oh my weekは毎朝8時に配信しております。ぜひYouTubeチャンネル登録して聴いていただけると嬉しいです。では金曜日もOh!全開で行きましょう!!

Nishino・Akari:ありがとうございました!

Akari:ちょっとこの後、アフタートーク的な感じで続きを話したいんですけど、興味のある方は聞いてください。

Nishino:でも結局それが基本なのかなと思って。最小コストで最大リターンを得るから、競合よりも強くなれる。要はそういうことじゃない?スタートアップってそういうことじゃないですか。最小コストで絞るから、だからこそ、こういったリターンあるみたいな話なのかなって思いました。結局、それをやり続けるから差がブワッて大きくなるんじゃないかな。って思いました。

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