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トロントの病院のコロナ対策

病院の入り口は、ゲートで封鎖されております。
遊園地の入り口みたいな感じで、チケット買うようにガラスとマイク越しに、どんなご用件で?みたいに聞かれます。
でもね、マイクの性能が悪すぎて・・係りの人が結局出て来て近くで話すことになるの(笑
私は患者ではなく、ビジターなので以下のことを大体聞かれます。
誰に会いに来たか?
コロナの一連の症状はないか?
14日間以内に渡航履歴があるか?
最近渡航者とコンタクトを取ったか?
そして、手の消毒をして新しいマスクを渡されます。

ほとんど同じことを聞かれるのですが、たまに違うことを聞いてくる人がいて・・アフアフ。

ビジターは二人までに限定されていて、氏名をあらかじめ登録します。
一日の訪問は一人だけ。リハビリ病院の方は時間の制限はありません。
病院の中をウロウロしてはダメで、基本患者のお部屋の中だけ。
マスクもずっと必要です。
ソーシャルディスタンス(2m)離れなさいというマークが、Ev内の足元(これは駅でもお店でもあちこちにある)に貼られています。

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美術館の近くだとこんなのが!
電車、バスの中は一席ごとに座れないようにしてあります。建物中はみんなマスクつけています。

リハビリ病院の方は、院内でもしっかりルールが守られています。
その前の、手術をした急性期の病院は、なんだかデタラメだったけども・・。

【Brain's Innovation and Recovery】と書かれた看板に、recoveryだけではないのね〜と感心する。
担当のドクター 作業療法士 理学療法士 言語セラピストが毎日ケアをしてくれます。他にもとにかく専門分野に特化しているドクターが入れ替わり立ち替わりやって来ます。ナースやソーシャルワーカーを含めると、10人位の方が関わりながら順子の体を診ています。
体の外側に現れるものはスケール的に評価しやすい。体に現れるまでの内側の感覚は本人しかわからないもので、それを私は聞きだしています。

今回、右半身麻痺だけではなく、言葉の分野もやられてしまったわけですが、この言葉の回復プロセスは興味深いものでした。言葉は、やはり母国語が無条件に反応します。日本語の回復はかなり早く戻りました。英語はやはり後天的に身につけたものなので、聞き取りはできても、作文の工程は思考をすごく使う。今少しずつ取り戻して行く感じで、言語セラピストのリハビリは小学校二年生くらいの英語の授業を受けているそう。これrecovery??と思いながら。。
私がリハビリ受けたい・・・(笑
言葉に関しては、また詳しく記録として書いて見たいと思います。

本人の中で、ピピッと何かが繋がるタイミングが起こるらしく
昨日のお昼に、一つ大きなスイッチが入った模様。

脳の神秘 宇宙のよう

自分というパーソナリティーで存在できることの幸せ。感謝。

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