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23_「仕事も遊びもポップにいこう」

コロナも長くなってきた。高血圧(!)で定期的に顔を出しているかかりつけのドクターと今日話していたら「ここ最近は午前中はワクチン関連の問い合わせの対応でてんてこ舞いだぜよ」とのこと。

この1年は、言葉にするとすれば「激動」だった。中止、延期、払い戻し、組みなおし。我らの音楽業界も大揺れ。1年たった今も、中止に延期にヒヤヒヤしながら公演の告知をしている。ここまでくると「何のため?」すら考えてしまうが、ひとつ答えにたどり着いた。「必要な人には必要」だからだ。同世代の仲間が教えてくれたことがある。「この世に不要な仕事など存在しない。仕事ってのは必ず誰かのためになっている」って。こんな言葉に勇気が湧くほどの状態。どんな状況が自分を取り巻いたとしても、でも負けたくないのよ、ほんとに。

何事にも辛さ(「からさ」ではない)は必要で。カレーには辛さ(「つらさ」ではない)が必要だ。忙しくて寝れなかったり、無い知恵絞ってチケット1枚でも多く売る努力したり、失敗して落ち込んだり。そのうえで「仕事も遊びもポップにいこう」が信条の僕としては、やはり明るくいきたい。カラ元気でも、だ。

トライセラのレコーディングを組み、吉田佳史のリベンジワンマンを組み、そこにイベントのリハスケジュールが建て込み、夜な夜な機材を積み込み、段取りを組む。新しいプロジェクトにも参画し、打合せがあればレコード会社へ、イベンターへと出向く。コロナだろうが、緊急事態宣言だろうが、先のスケジュールは組まねばなるまいし、目の前のことも止めるわけにはいかない。「テレワーク」なんぞで片付くような仕事はやってきていない(テレワークで成立するお仕事もあるのは知ってますぞ)「音楽業界の何でも屋」なんざぁ、完全現場主義なのである。

今日、幸治の貴ちゃんナイトのリハ終わりに登場し、始めて会うローディーさんと一緒に機材をみんなで運んで。「すみません。こんな重いのに手伝って頂いて」「いえいえ、こちらこそ。当日よろしくお願いします」こんな普通のやり取りなんだけど、沁みたのよ、すごく。ああ、現場の人っていいなぁって、すごく思いました。

話は変わりますが、カメラマンの松木雄一さんって方がいて。この人、只者ではなくて、俺の5個下なんだけど、同い年かと思うほど、恐ろしいくらい昭和の話(バイクも車も音楽も)が合う。で、「決めたことは徹底的にやる」っていう信念。絶食はしてみないと分からないから、と1週間チャレンジをして完走したり、どうしても踊りたいものがあるのでと、ダンスを習ったり。僕にはない行動力の持ち主。すごく尊敬してる。(そして、この世のバイクはなんでも乗れるというあの「大型2輪免許」所持者。試験場で一発試験を数回で突破したツワモノ。中型止まりの俺から見たら、それだけで神なんです。)そんな松木さんと「なんか、おもしろいことやりましょう」って話になって。「よし!だったら昭和に特化したことやろうよ」ってまずは企画会議を。その様子を前段としてUPすることになった。

YOUTUBEに掲載された説明文→音楽業界の何でも屋と、カメラマンの「昭和を愛するふたり」が、「徹底的に昭和にフォーカスした真剣でくだらない遊び動画」制作への道。まずは企画会議の模様をこっそり収録。

↓企画会議用のたたき台シート↓

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ちゃんと軌道に乗るかすらわかりませんが、ご興味あれば覗いて(聴いて)見てください。また寝る時間がさらに減りそうだ。いいぞ。

昭和 TWIN CAM 【ラジオ】企画会議その①「遊びながら研究しよう」 https://youtu.be/gfEpzwGrd8U  

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