28_レガシィB4(BL5)_Defi SPORTS NV取付
手に入れたレガシィ。EJ20という水平対向エンジンは、なかなか味があるのだが、いかんせん燃費はいまいち。足としても使う以上、燃費を伸ばすには「逸る気持ちを抑えてアクセルを踏まない」というエコな心得が必要。とは言え、勝負の時(いったいいつなんだ?)は、全開で勝ちに行きたい。納車2か月弱でこんなことを思っていたら、Defi(日本精機=走り屋にはメーターで有名なメーカー)のSPORT NVなる代物にオークションで出くわす。
グラフィック表示でタコメーター完備。ピーク設定をランダムで出来、指定の回転数でアラートを鳴らすし、ワンセグでテレビも視聴可能。(定価はなんと¥79800-!!まぁ、定価では買わないから関係なし…。ちなみにもう廃版です。)0m~400mのタイム計測も出来る(絶対要らねー)。ともあれ手に入れてしまったので取り付けるわけだが、これが一大事。
ECUから車速、回転数のパルスを取ればいいかと思いきや、取説には「メーター裏から取るべし」の表記が。日本精機に電話で問い合わせると「BL5はECUからではなく、メーター裏から取ってください」とのこと。ネットを駆使して調べたら回転数以外はハンドル下のサービスカプラーに来ているにも拘らず、タコのパルスはメーター裏からしか方法がない様だ。
仕方ない。まず、バッテリーのマイナスを外す(作業時の通電故障を防ぐため。大事。プラスではなくマイナスを外すのは、外したバッテリー端子が車に触れると通電しショートするため。車のボディーは、アース(地球/地面の意)と言ってマイナス電源が常時通っている訳です。
猛暑の中、運転席を下げて倒し、頭と足を逆にして懐中電灯を相棒にもぐりこみ、アンダーパネルを2枚順番に外す。
アクセスの極めて悪いメーター下のねじを2本はずし、シートベルトを掴み身体を起こし、メーター上のねじも外し、そっと引き出す。メーター裏のコネクター配線は長くないのでスキマに手を突っ込み、なんとか外す。
蚊に喰われながら、外れたメーターを見て、さすがに、「これ元に戻せなかったらどうしよう」って思いました。
取説のカプラー図とにらめっこし、ワンタッチ配線コネクターで結線。
もう、位置は信じるしかない。
コネクターの干渉を防ぐため、位置をずらしながら、スピード、回転数、イグニッション(プラス)、常時電源(プラス)、アース(マイナス)の5本をつなぐ。接続が終わったら、まだ元に戻さずに、バッテリーをつないで機器の作動を確認(これ大事)。おお、動くやないかい!
足元はもうカオスな状況に。
戻すときの順序は外した逆。飛び越えてはいけません。順序に従い作業作業。メーターを元の位置に戻すのに、めちゃくちゃ苦労し、メーター上のねじが正規の穴まで押せない事象。レガシィ特有の弱点であるパネルのネバネバがじゃまをし、悪戦苦闘の末、何とか完成。下のパネルをパカッとはめて完成しました。
ピークを2300rpmに設定し、気を付けてドライブ。リッター10.3kmならまずまずだ。
デザインはいろいろあるのだが、横浜で一番あぶなかった”あの車”のインパネに似ているという理由で、これをレギュラーに採用。
↑これがF31のデジタルメーターです。(ネットより拾い物)懐かしス。
テレビは、電源入れたときに【助手席】を選ぶと見れます。
そこそこ良く映るので合格。
作業で猛暑の日曜日が去ってゆきました。あとやるなら、ワンセグ用の貼り付けアンテナだな。
次の予定はpivotのスロコン。電子スロットルの反応の悪さに閉口。アクセルレスポンスをあげて、いざの時(だから、いつなんだ?)に勝負できるようにすべし。クルーズコントロール付がいいなぁ。あーあ、また負けまくるオークションの日々である。