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半袖の外国人観光客を見つけた12月23日。確かにお日様が出てるところは暖かかった。

今日は久しぶりにいいお天気だったので気持ちいい。
クリスマスプレゼントを贈るために郵便局までお散歩がてらでかけた。
通りすがりの公園では、海外からの観光客の方が半袖で歩いてた。ほんとに時々見るかけるけれど、白人系の旅行者の人って冬でも半袖、へたすると半ズボンの人がいる。もっとへたするとサンダル、ノーソックス。
確かに今日はお日様が出てる部分は少し暖かいくらいではあったけれど、半袖はむり。アジア系の旅行者の人は、季節にあったっていうか、日本人の季節感と同じようなカッコしてる人が多い。半袖を着てる白人の方って皮膚が強いのか、体温が高いのかなんなんだろう。楽しそうに歩いていたから痩せ我慢じゃないんだろう。

通りすがりの幼稚園生くらいの男の子が「ぼくね、昨日寒かったからわんちゃんと一緒に寝てあげたの」と可愛らしい声でお母さんに話していた。
「かわいいなー、わんちゃんと一緒に寝てあげたなんて」と思って、歩きながらふと思った。まてよ、自分とこで飼ってるわんちゃんだったら、名前で呼びそうなもんじゃないか?と。
例えば「ルルと寝てあげたの」とか「三郎と寝てあげたの」みたいな。
百歩譲って飼い犬に「わんちゃん」っていう名前をつけてるシュールな家族ならまだしも、なんとなく違和感。もしかして、ほんとうに見ず知らずのわんちゃんを家に入れて、ましてや自分のベッドに連れ込んで寝てあげたのか、もしくはわんちゃんのテリトリーであるお外に出向いて寄り添って寝てあげたのか、どっちだろうと歩きながら考えた。うーん、わからない。謎だ。
お母さん、笑顔でお話し聞いてましたが、どっちなんでしょうか?

この間買った「まるでこたつソックス」をお父さんに届けた。
よほど待ってたらしく他のチョコレートとか、ペンとかノートとかを横目に、まずそれに手を伸ばして「これにヒーターみたいな機能があるの?」と目をキラキラさせながら聞いてきた。やっぱり。「いやいや、ヒーター機能はついてないよ、ほら、ここのところとかに発熱素材みたいなのがしこまれてて、そこがあったかくなるんだよ」って言ったら、「そうよね、そうだよね、ヒーターみたいなのはついてないよね」って言いながら、パッケージを開けようとしていた。
これがなかなか開かない。多分、パッケージの上の部分のナイロンっぽい素材が2枚重なったところを、上手に左右に分けれない感じで、開きそうなんだけどパチパチ音がしてなかなかツボに入らない。見ていて「開けてあげよっか?」と言おうかだいぶん迷ったけれど、絶対「自分でできる」と言いそうだから辛抱強く見守っていた。
やっと引っ掛かりを見つけて、見事に開けた。
「もう、お年寄りだから開けられないと思ったな?開けられましたよ」と「俺はやってやった、やれる子だ」くらいの勢いと嬉しさでパッケージに話しかけてた。良かった、気長に見守って。自分でできるもんは嬉しいんだもん。

靴下は気に入ったみたいで「あったかそう、これで完璧」と満足していた。良かった、良かった。その後、やっとオヤツに手を出していた。よっぽど気になってたんだな。靴下の会社の方、CMばっちりみたいですよ。

後はお世話になってる歯医者さんに、毎年恒例のシュトーレンとパネトーネを持って行った。珍しく先生がカウンターに座ってて、私を見るなり「あれ?今日は予約入ってませんよ」ってちょっと焦って言うから「はい、クリスマスです」と言ったら。「えーーー、わざわざすみませんー」と言いながら裏にみんなを呼びに行ってしまった。
いやいや、忙しいだろうから置いて帰るだけでよかったのにと思ってると、出てきちゃった。
申し訳ない。でも、みんなワイワイ嬉しそうにしてくれてたから、いっか。
「また、来年もよろしくお願いします。良い年をお迎えください」と口にした途端、うわっ、今まさに年末が押し寄せてくる瞬間を体感したと思った。

そんな感じの1日でした。

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