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「話、聞いてくれてありがとうね、楽しかった♪」って電話切られたら「ううん、いいよ、またかけてね♪」って素直に言っちゃうじゃん。

最近はベッドの中で本を読むと秒で寝落ちする。
10ページくらいが限界。そんなに疲れてるわけでもないのに本のページからレンドルミンでも出てるんだろうか。
ぬくぬくのベッドが幸せなのかも。まあ、眠れるってことはいい事なんだろう。

起きてる間に読む本とベッドの中で読む本、お風呂の中で読む本を分けてるからかもな。それぞれに自分の中で差をつけちゃてるからなのかもしれない。起きてる間>ベッドの中=お風呂の中って感じかな。
起きてる間に読む本がやめられなくなった時は、お風呂の中以外はその本に占領されるんだけど、あれもこれも手を出してるから、いかんせんどれも気になってあっちこっちしちゃう。

今日も朝から変なお天気。気持ちよく晴れてたからお洗濯物をルンルンで干したのに、ちょっと他のことしてたらいきなり雨。それもとおり雨なんだろうけれど、量が多い。あわてて取り込んで紅茶を飲んでると、また快晴。ふざけるなよ。と思いながらまたお外にだした。
でも、ちょっと待って。取り憑かれたようにお洗濯物を移動させてるけれど、それって必要?もう、よくない?お家の中で。暖房つけてるし乾くよね。時々自分でもよくわからなくなるが、誰に言われてそうしてるのか、太陽神でも信仰してるのかって書いてたらまたもや雨。なんなんだ。
もう知らない。そして今は快晴。本当に「女心と秋の空」って言い得て妙なんだ。昔の人はよく観察してるし、上手いこと言う。

さっきお父さんからの電話でくだらないこと話してる時「夜、退屈な時に下の道路を眺めてると、自転車のライトで乗ってる人がお年寄りか若い人かわかるんだよね」って言うから「どうして?」って聞いたら「お年寄りは自転車のライトが左右にフラフラ揺れるけど、若い人のは揺れない」とか言ってた。なるほどーと思って聞いてたけど、そういうことか、ある物事を観察してあーだこーだ考えちゃうのは遺伝なのかと思ったりした。

いや、とにかく書くことがないから天気の話をしてるわけじゃなくて、こんなにコロコロ変わるって、今までそんなに気にしてなかったからなのか、ほんとに驚いてる。なんなんだこの快晴は、嘘みたいだ。それでまた私が、いや、世間の忙しいお母さん(お父さんでも可)方がお洗濯物を外に干したら、雨降らそうっていう魂胆なんだろうか。うぅ。百歩譲って私はいいよ、どうせ暇だから。でも世間のお母さんたちは暇じゃないんだ。
読んでて、乾燥機買ったら?って思ってる人もいるだろう。今のは性能が良くなってるのかもしれないけれど、昔のは好きじゃなかった。アメリカで過ごしてる時に使ってた乾燥機は素晴らしく良く乾いていたんだけど、日本のそれは時間ばっかかかってそうでもなくて、そのイメージがついちゃってるから、なんだか使う気になれない。

お父さんと1時間近く電話で話してた。「大変、〇〇さんと話すとずっと話してしまう。楽しくて元気が出るんだよね」だってさ。私は電話が嫌いだから、他の人やもしくは好きな人(遠い昔の話だけど)とも長電話なんてしたことない。なのに、お父さんとはなんだかんだ話しても別に嫌じゃない。だからって「一緒に住む?」って聞くとちょっと躊躇して「まだいい」と言う。変なの。
でもさ、もしも、もしもだよ、もしもお父さんがいなくなったりしたら、私と小一時間も電話で話してくれる人なんて1人もいなくなる。

そう思うと、かけて来れるうちにいくらでもかけて来てくれと思ったりもする。ずっと元気でいてくれたらいいなあ。
歳をとるっていうのも、いい事もあるんだなと最近思う。お父さんが若い時なんて、旅行とかお出かけとか好きな人だったから、私に電話して小一時間もお話しするなんて皆無だったもの。
別々に住むようになっても電話をかけてくれるのはお母さんで、お父さんが直接かけてくることなんてなかったもんな。

お父さんも歳をとったってことだし、私もそれに付き合えるようになるくらい歳をとったってことだ。
そして電話の最後にいつもこう言う。
「話、聞いてくれてありがとうね、長くなってごめんね、でも楽しかった」って。
そこなんだよな。
何をおっしゃるうさぎさん。
こっちこそ「育ててくれてありがとう」だ。その時間と労力の方が断然長いよ。

歳をとるのも悪くない。

天気が無茶苦茶だから、私の話もあっちこっちしてる。
致し方ない。天気のせいだ。



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