色々な国の色々なお話に、ずっと昔から出てくるんだから、ドラゴンってきっといた。はず。
ハウス・オブ・ザ・ドラゴン完走。
未来を見せられたデイモンが、己の欲を捨て現実を受け止め、その為に大切な事は何なのかを悟り、レイニラに膝まづくシーンにちょっと震えた。
レイニラの元を離れ、鬱陶しい湿気に満ちた廃墟のような城で、毎夜夢に翻弄されながら留まり、自分が王になる野望をたぎらせていた日々は無駄ではなかったんだなと。
誰だって自分の野望を捨てて、未来のために自己犠牲を払うのは難しい事だと思う。同じ血が流れてるとしたらなおさらだ。
これから起こる事を思えば、今現在の問題なんて些細な事で、そんな事にかかずらわってる場合じゃないものね。偉いぞ、デイモン。
大きな戦いにならず、これ以上ドラゴンが死にませんように。
なんとなくだけど、今の世界もそうなんじゃないかなあ。国と国の単位で戦争したりしてるけれど、一週間後に地球外生命対が必ずやってきて滅ぼされるかもしれないとしたら、そんな戦争、止めてくれるんじゃないだろうか。
いま、こうしている時でも、そっちの方が今の状況よりいいって思って苦しんでる人がたくさんいるんだろうな。はぁ。何とも切ない。
何のための、誰のための戦いなんだろう。わからない。
ドラゴンが好き。
あんな生き物が空を支配していたころがあったなんて。って、実際にはいなかったんだとわかってはいても、色々なお話に、ずーっと昔々からの色々な国のお話に出てくるんだから、昔の人が何かを見間違えたんだとしても、ドラゴンがいたって思ったっていいじゃないかと思う。
いたって思う方が楽しいし、ワクワクするもの。
どっかに化石になっててもいいから、ドラゴンの卵が埋まってないかなあ。
きっとその化石の卵を火の中に入れてみたら、赤ちゃんドラゴンが産まれてくれて、鳥っぽいから初めに見たものをお母さんだと思ってくれるかもしれない。考えるだけで、なんて素敵。
今日は、細かくて根を詰めた仕事をしたから疲れた。
特に目がいけない。モニターの細かいところに焦点があわない。
そして、まだ残ってる。
だから、今日はこの辺で終わりにします。
ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの次のシーズンは2年後らしい。
元気でいなくちゃね。