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お値引きシールを強要して貼らせてるおばちゃんに出会った。いろんな意味でちょっと怖い。

今日ひろった小学生の会話。
「お母さんが、結婚の話して来た」
ちょっと悲しそうに言う女の子のそれを聞いたお友達は、少し考えてから
「あー、でも付き合い始めるって事は、結婚の話になるのは当たり前じゃない?」
と、慰めるような口調でそう言った。
そうするとその女の子は
「そっか。付き合うって事は、結婚するって事だもんね」

3-4年生の女の子、2人組。
お母さんって事は再婚かなんかなんだろうか。
そしてこの会話の内容は、後何年くらい彼女たちの中で、変わらない内容で話されることだろうか。
付き合う=結婚。
微笑ましいような、なんていうか・・・。
色々あるかもしれないけれど、幸せになってね。

こんな女の子たちも、これからの環境やなんかでこんな感じになったりするのだろうか。
スーパーに寄り道してお買い物をしていた。
塩昆布キャベツ(腎臓にいいらしい)を食べ続けているから、キャベツの千切りを買って帰ろうと思って、それが置いてある所に近づいて行った。
その横にお惣菜コーナーがあって、夕方だったせいか割引シールを貼っている若い男性スタッフがいた。

私がお惣菜コーナーで買うとしたら、うずらの卵(ものすごく好きなわけじゃないのに、うずらの卵に憧れてる)のフライだったりするので、あるかなあと思ってみてみたら、あった。
わーい、買って帰ろう。
うずらの卵のフライはまだ出来たばっかりだから、割引にはなっていないみたいだけれど、そんなの関係ねー。
古すぎてわからないか。

すると60代くらいの女性が、割引シールを貼ってる若い男性スタッフになにやら詰め寄っている。
本当に詰め寄っている。
「ねえ、これにもシール貼って」
みると手におにぎりを3個持っている。
「いや、それはまだ期限が来ていないので貼れないです」
小さな声で拒否ってる。
そうだよね、そういうものに貼るのがお値引きシールなんだもの。
そうすると、
「いいから、貼ってって言ってるでしょ」
おっと、そういう攻撃?
ダメって言われたじゃん。
「ですから、まだ・・・、」
おおっ、小さな声の若い男性スタッフは、どのくらい正義を貫けるんだろうと思ってちょっと見続けてしまった。
「・・・だからぁ、貼ってくれたらいいいんだよ」
「・・・・。」
あーあ、負けちゃった。
その男性スタッフはおにぎりのバーコードをピッとしてから、シールを3枚貼ってあげてた。

でもさ、どっちも悪いよね。
おばちゃんもコソコソ、ジリジリ、若いちょっと気の弱そうな男性だからってあんなにしつこく詰め寄ったんだろうし、あのスタッフの子も1人にそういう事しちゃったら、他の人も言ってくるかもしれなくてごちゃごちゃしそう。
おじさんのベテランスタッフとかになら、おばちゃんもあんなにしつこく言わないんじゃないかなあとも思うし、あの若いスタッフの子も大きな声で「ダメなんですよ、まだ期限が来ていないものには貼れない決まりになってて。僕はそれを勝手にできる裁量権がないものでぇ」とか言えば、周りの人にも聞こえて、おばちゃんもちょっと引いてくれるんじゃなかろうか。とかいらない事を考えてしまった。

でも、とにかくなんていうのか「無理が通れば道理が引っ込む」っていうの?
そういうの嫌なんだよね、見てるの。
ちょっと気分悪くなる。
ああいうおばちゃんって、今までの過程のどこであんな風になったんだろう。
それとも、小学生の時からそんなタイプだったんだろうか。

その後、そのおばちゃんはずっとシールが貼ってあるお惣菜をどれもこれも触って、並べ替えたり色々してた。
何してんだろう、頼むから私のうずらの卵フライには触らないでって思って見てたら、それにはシールが貼ってないから触らなかった。セーフ。
おばちゃんがどいた隙に、うずらの卵フライをゲット。よしよし。

という事で、その後はお散歩がてらお家まで歩いて帰った。

今日は、前によく行ってた鉄板焼きのお店に寄り道しようと思ったら、閉まってた。うそっと思ってスマホでみたら営業中ってなってる。なぜ?
仕方ないと思って、てくてく歩いていたら初めて見つけた洋食屋さん発見。
おー、むっちゃ古そうな洋食屋さんの佇まい。正統派っぽい。と喜んだのも束の間。支払いが現金のみ。あーーー。お財布持ってきてない。うららー。
からの、スーパーでの出来事。

いろんな事があるものだ。
でも、うずらの卵のフライは黄金色で串に4つも行儀良く並んで、かわいらしい。そして無事、私のお腹に収まった。
よきかな。

これからお風呂に入って「The Penguin」の最新話を見よう。


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