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さすが世界のスヌーピーと仲間たち。シュルツさん、やっぱりあなたはすごい。

まだまだ、私は甘いなと。
日めくりをめくって、さすが世界中の人気者「スヌーピーと仲間たち」の生みの親、シュルツだと思った。
そりゃあそうだよね。だって、色々な人種の子供たち、男の子に女の子、わんこに黄色い鳥、全ての生き物たちに愛情込めて平等に書き出してた彼が、あのまま終わるわけない。

なんの事かと言うと、先日書いたようにルーシーはビーチボールを海水浴場で失くした事に腹を立てて、海を渡ったところにいるかもしれない遠くの国の子供に、日めくりで暴言を吐いていた。

「You stupid kid, Who lives clear across on the other side of the world, send back my beach ball !!」

「what are you a communist or something?」

そして私はその日のnoteの最後の部分に「もしかしたらルーシーが失くしたビーチボールを拾った人がほんとにいて、届けてくれるかも知れないし」と書いて、なんとか希望を持ちたいなと思っていた。

私が思いつくくらいのことなんて、当然シュルツは最初から考えて書いていた。
次の日の日めくりをめくって嬉しくなった。
ビーチボールがルーシーの元に戻って来たのだ。
もちろん、海を渡ったところに住んでる子供が持って来てくれたとかいう、漫画なのに過度な夢物語じゃなくて、海に吹く風の流れの関係で戻って来ただけ。

だけど、ルーシーはここが可愛いとこで、海を渡った国の子供を「You stupid kid」と呼んでしまったからか、その子が親切に返してくれたんだという事で押し通そうと決めたみたい.。

「That kid on the other side of the world sent it back! our nations are in harmony!」

と嬉しそうに叫んでいる。
それを聞いたチャーリー・ブラウンに、

「The wind changed」

とさりげなく言われても、全く動じない。
そうして海を渡ったところにいる見えない子供と自分の事をこう締めくくる。

「Two nations using two innocent children and a beachball, have demonstrated to world that they can live in total harmony.」

ルーシーはビーチボールが流された時から、自分勝手な解釈で怒っちゃって、暴言を吐いてた。
なのにビーチボールが帰って来るとすぐに態度を変えたりして、ほんとにわがままなやつだなあと思わないでもないが、思い込みだとはいえ、ちっぽけなことから、意外に素敵で大きな答えを導き出す方向に舵をきったんだと思う事にしよう。

それでいいじゃないか。
自分のことも含めて「Innocent children」と言い切るところがさすがだ。
憎めそうで、憎めない。

友達の少ないルーシーに、とても素敵な友達ができて、ふたつの国さえ友好的に結びつけることができた日。(ルーシーの中で)
おめでとう、何があっても挫けないルーシー。

さすが、シュルツと再確認した日めくりのお話でした。



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