恋人といるように漢字を教える
アメリカで子育てして7年目。
あんなに困っていた漢字学習のサポートを楽しめるようになっている自分に最近驚いています。
なぜ、あんなに困っていた漢字学習のサポートがこんなにも楽しくなったのかについて、今日からすこしづつシェアしていきたいと思います!
1. 漢字学習は「書く」をいきなり目指さない
漢字学習って聞くと、何を思い浮かべますか?
私はノートに書いて書いて書いて書いて覚えるということです。
ところが、海外で暮らしている子どもたちに日本と同じような学び方でアプローチしてもうまくいかないのです。
その理由は簡単で、海外で暮らしているとそもそも漢字を見る機会、漢語を聞く機会、使う機会が日本で暮らしている子どもたちと比べると全然ないからです。
そこで大事になるのは、いかにこの環境を埋めるサポートを提供するかということになってきます。
ポイントは、いきなり「書く」を目指さないことです。特に3年生以降。
漢字学習のサポートがぐーんと楽になった秘密の一つは
いきなり「書く」を目指さない!ということです!
2 回り道のように見える3つの近道
海外でお子さんが漢字学習を嫌がったら次の3つを確認してみてください。
1音🦻がわかる、正しく聞こえ真似できるか
2形👀がわかる、正しく見えているか(意味ある部品の組み合わせで捉えると面白いし効率的)
3意味💡がわかる、イメージができるか
聞いたことのない音は書きずらいです。
意味がわからない漢字も書く気になりません。
漢字を線で捉えているとごちゃごちゃしてきます。
まして、何度も書いて覚えるという学び方はしない海外で漢字を学習するとなると尚更です。
言い換えると、
①漢字の持つイメージが分かるようなサポート、
②漢字が使われている言葉の音とも親しめるようなサポート、
③意味ある部品の組み合わせとして漢字の形を捉えるサポート、
をちょっとしてあげることで漢字学習のハードルがぐっ〜と下がるのです!
この3つを意識することで、私の漢字学習サポートは一気に楽しいものとなってきました。
3海外での漢字学習はこの3つがあったら大丈夫!
大好きな人と一緒にいるとき、この人って今どんな気持ちかな?楽しんでいるかな?って相手のことを想う気持ちが大きくなりませんか?
私にとって漢字を教える時間って、まさにそんな恋人と一緒にいるかのような時間です。
相手が今、楽しめているかな?ワクワクできているかな?つまらなくないかな?
そして、ちょっとづつ、サプライズを演出していきます。サプライズは漢字のプロの先生方が作られたこの2冊があれば大丈夫。ちゃんと仕込めます。
一つが、最先端の漢字学習法を開発された道村先生の漢字eブック。
もう一つが、漢字を使った熟語と海外在住の子どもたちをリズムでつなげた「漢字リズム音読」
そして、漢字リズム音読創始者ふじ子先生のブログ https://gakou.xyz/
この二つと子どもたちの「今」の興味関心気持ちを組み合わせていくことで「わかった!面白い!なるほど!できた!」の体験を作り出していけます。
明日は海外で漢字を教えるときに一番大事だけどとっても簡単なことをお伝えします!