『文春』報道が仮に正しいとして、自分の中で、松っちゃんの言動として容易には信じられないこと
擁護派、批判派、懐疑派、失望派などの間で依然論争が尽きないこの案件。自分の中で、松っちゃんが言ったものとして、どうにも、にわかには信じられないことがあってですね。
「俺の子供を産めや」ではない。それは言っても不思議でない(気がする)。いろんな意味にも受けとれるわけで。
自分の中でどうにも解せないのは……。
「俺的には三人とも全然ありやし」なんですね。それって、誰でもいいってことじゃあないか。なんというか、いろんな女を知り尽くしているはずの彼にはふさわしくないという。
たとえば、綾瀬はるかと長澤まさみと広瀬すずの3人がたまたま目の前に現れたとして、そういう発言ができるものかしら?
たとえが悪いか。
なんかね、誰でもいいというのが、どうも腑に落ちないんですね。
唯一考えられるとすれば、女衒の彼が事前に10人なり20人なり、松っちゃんに女の画像を送り、「第1希望は彼女、第2希望は彼女……」などと、しっかり松っちゃんからのドラフト指名があったケース。
そうじゃなしに、誰でもいいということであれば、なんだかなあという。
ただ、そんな中で不意に自分の脳裡に蘇ってきたのが、いまから30年ぐらい前、1994年か1995年に放送された『ダウンタウン汁』のトークコーナーにおける「ゲスト・赤塚不二夫」回。
自分はカサノヴァ(やれるなら誰でもいい)タイプかドンファン(たくさんの相手とやるが、浮気はしない。理想の相手を追い求めるのが目的)タイプかの話が出て、赤塚不二夫は「自分はカサノヴァ・タイプ」だと。松っちゃんの答えはどうだったかしら。やはり、カサノヴァだったか。記憶が茫漠曖昧。
にしてもねえ。「俺的には三人とも全然ありやし」というのは、やっぱりちょっと解せないんですね。30年前とは明らかに異なる大御所トップ芸能人として、プライドやこだわりはないんかいという。
その3人の顔を見られるものなら見てみたい。そうすれば、瞬時に結論が出そうな気がする。