織田祐二的大好きなタンバリンの音が入ってる楽曲
こんな記事を見つけた。
ビートルズ、バーズ、モンキーズ、グループサウンズなどのサウンドに影響受けた自分は、タンバリンの音が大好きで。二十歳の頃、一個買ったほど(ちなみに過去に自分が購入した楽器は、キーボード2つ、ブルースハープ2つ、そして、そのタンバリン)。
自分にとってビートルズのタンバリン・サウンドといえば、『ラブ・ミードゥ』とか『タックスマン』とか『ウィ・キャン・ワーク・イット・アウト(恋を抱きしめよう)』とか。「『ラブ・ミー・ドゥ』の1stLPヴァージョン。リンゴはドラムをやらせてもらえずタンバリンを担当した」という事実を初めて知ったときはかなり驚いた。
バーズは当然、『ミスター・タンブリンマン』。ジーン・クラークがヴォーカル(コーラス)&タンバリンで、そのたたずまいがかっこよく感じた。いろいろ知るうちに彼は相当な作曲能力の持ち主ということで、どうやって曲書いてるんだろう? と不思議に思っていたら、しっかりギター弾ける人と判明。安心納得した。
「タンブリンマン」という聞きなれないワード。ボブ・ディランぽいイデタチのタンバリン叩きのミュージシャンのことなんだろうなと自分は長らく勝手に思い込んでいたが、そのココロは「ドラッグ・パーティーやる際、1人ぐらいマトモなヤツがいなきゃ困り、なんかあった場合、正気に戻させる役目のシラフの人(DJも担当)をそう呼ぶ」。これもかなり驚いた。
モンキーズはこれ。『ア・リトル・ビット・ミー、ア・リトル・ビット・ユー(恋はちょっぴり)』。ここまで爽快クリアーなタンバリン・サウンドはありそうでなかなかない。
GSのタンバリン・プレイヤーといえば、筆頭はスパイダースの井上順か。彼が叩き、歌う『ダンス天国』。
なのだが、エピソードとしてはタイガースの岸辺シローの話が好き。いわく、トッポ(加橋かつみ)の後釜としてタイガースに入り、まったく弾けない身でギターを持たされることに。ライブハウスで颯爽と登場したはいいが、目の前にいる客はトッポの熱烈ファンたち。彼らの視線はギターの指使いに集中で、そのうち「おい、アイツ、(ギター持ってるだけで)弾いてねえぞ」という声が聞こえ、これはマズイと冷や汗萎縮。すぐに事務所に言って、担当楽器をタンパリンに替えてもらったという(笑)。
最後はまたまたこの曲。ザ・リーヴズの『ヘイ・ジョー』。ヴォーカル&タンバリン(&ハーモニカ)のジョン・ベックのガレージ・ロックならでは、激しくイッちゃってる叩き方がすぱらしすぎ。
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