書こうと思えば思うほど書けなくなるシンドローム
ライターとして活動し始めてから、丸4年。
このnoteを立ち上げたのも、そのタイミング。なのに全然書けていない。あんなに書くと意気込んでた4年前の私、いずこ。
これまでまったく書くつもりがなかったわけではない。家から最寄り駅まで歩いている最中、いいネタを思いついたら、毎回チャットワークのマイチャットに残している。それなのに筆が進まない。
noteのアプリを開き「noteを書く」を押し、いざ書こうと思うものの、歩いているときはぽこぽこ浮かんでいたネタや文章が、自宅でパソコンやスマホに向かうと出てこなくなる。歩きながら執筆すれば書けるのか?と思うが、歩きパソコンはダメだ。二宮金次郎像も今は座って本を読んでいる。
どうやら私は書こうと思えば思うほど書けなくなるシンドロームになってしまったのかもしれない。
これも普段執筆を仕事にしているからこその悩みなのか……。書くという行為は、とてつもなくエネルギーがいると知ってしまったからなのか。パソコンの前に向かうとフリーズしてしまうのだった。
おそらく「読んだ人をクスッとひと笑いさせたい」という欲によって勝手に自分でハードルを上げてしまっているんだろう。だいたいそうやって計算したnoteに限って全然読んでもらえないのはわかっているのに。ああ、なんて私は欲まみれなんだろうか。甥っ子に会うとたまに「欲まみれの大人でごめんなさい」と、心の中で懺悔しているのは内緒。
書けなきゃ書かなくてもいいじゃんと思われるもしれないが、5月頃にXでnote創作大賞に応募すると宣言してしまった。人間は宣言すると、簡単に引き下がれないらしい(私調べ)。
note創作大賞締切まで、あと残り9日。どうにか1本完成させなければ。じっちゃんの名にかけて。