中央銀行の政治経済学
中央銀行の動向を予想するのに政治経済学視点がますます必要になっていると思う。特に安倍晋三による人事における政策介入は強烈だった。
安倍晋三の死後も政治が味をしめたのか金融政策への介入とも取れる発言が相次いでいる。
金融政策は専門的知見によってマクロ経済学的に政治動向から中立に運営されるべきという建前はもはや通用しないように見える。
この動きはアメリカでも強まっていてトランプがFRBの政策に介入しようと画策しているとの報道があった。
もはや中央銀行公表の経済レポート・発言の丹念な精査だけでは金融政策の予測は成り立たなくなってしまっている。
こうなってくるとジャーナリズムの情報が肝心となる。ジャーナリストの方には是非自分の報道の影響力が上がっていることを充分認識したうえでの報道を期待したい。
だからといってリーク記事持って来いと言ってるわけではないですよ。