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なぜロシアのインターネットをブロッキングしないのか?

ロシアに対しては経済制裁としてドルの国際決済システムであるSWIFTから排除したので相当効くのではないかとも思われたがそうでもない。

中国が2015年からCIPSという人民元の決済システムを運用しており、対中国貿易で人民元決済をしており、ロシア経済が回っているのではないかと個人的には推測している。

現代社会のインフラとしてはもう一つインターネットというものがある。

村井純の『インターネット文明』という本を読むと、ウクライナからロシアのインターネットを遮断するためにDNSサーバーを管理する民間団体にロシアのインターネットを遮断できないかという要請があったらしい。

村井純の本によるとインターネットはもはや空気のようなものなのでできないと回答したらしい。

現代社会の空気とも呼べるインターネットは政治中立なのかもしれない。911のときもアメリカ政府からアメリカ国内のインターネットを遮断出来ないかという要請があり、調べてみたことがあったのだそうだ。そのときもできないという結論になったという。

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