デカすぎる風呂敷なのになぜか小さく包まれてしまうハンターハンター

ハンターハンターの38巻が発売された。来月からしばらくジャンプでの最新話の掲載も予告されている。大変楽しみだ。

ハンターハンターは話が荒唐無稽に大きくなるのになぜかストーリーが繋がってちゃんと面白い話になる。漫画の先例を打ち破る新しいネタも常に提供してくれる。

ハンターハンターで興味深いのは意外と伏線をきちんと回収することだ。前もって今の展開を練っているわけではないと思うのだが、「チェーホフの銃」をきちんと実行しているのだ。

今の話は推理小説で言うところの「クローズドサークル」でもある。暗黒大陸へ向かう荒唐無稽に大きい移民船で縦横無尽にストーリーが展開されている。

来月の最新話が待ち遠しい。