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梅田望夫の『ウェブ進化論』について

今さらながら梅田望夫の『ウェブ進化論』を読んでいるのだが、当時の予言は見事にその通り進行していることに驚かされる。

特に以下の文章が味わい深い。

"これから始まる「本当の大変化」は、着実な技術革新を伴いながら、長い時間かけて緩やかに起こるものである。短兵急ではない本質的な変化だからこそ逆に、ゆっくりとだが確実に社会を変えていく。「気づいたときには、色々なことがもう大きく変わっていた」といずれ振り返ることになるだろう。"

『ウェブ進化論』が出版されていた当時と大きく違うのはスマホの登場だろう。スマホは情報爆発を想像以上に引き起こした。

noteはスマホを使って書いているのだが、ネットがPCによるものというのは完全に過去のものになっていると思う。

このウェブの情報爆発は完全に不可逆だ。

もう一つ本書発売時点との大きな違いはAIの急速な発展だ。AIは間違いなく人類史に不可逆的な革命を起こす。

僕たちはこのAI革命に追いついて行けるのだろうか。

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